6月25日に衣笠キャンパス内にある「きぬがさ農園」にて2団体が交流し、明るい笑顔があふれました。

その2団体は、いばらきキャンパスでガーデニングクラブとして地域住民がキャンパスガーデンの制作や日常の手入れ活動をしている団体「OICガーデニングクラブTrefle(トレフル)」と、衣笠キャンパスで農園作業を行っている学生団体「きぬがさ農園Kreis(クライス)」という世代の異なる団体であり、衣笠キャンパスで出会い、日頃の活動内容の説明や現地の見学・紹介を通して交流し、興味関心を広げていく機会となりました。
産業社会学部3回生山根代表による講義 
グループワーク形式でクイズに挑戦
夏野菜の栽培をじっくり見学 
無農薬で元気に育った野菜たち、見事でした
OICガーデニングクラブ「トレフル」より専用エプロンなどを記念に贈呈しました
今度はいばらきキャンパスで再会を約束

 キャンパスを超えて見学ツアーを実施できたのも約3年ぶりのことでした。学而館で行われた講義では、Kreisの山根代表により、「きぬがさ農園」の成り立ちから、学生の熱い思いで大学職員との相談や意見交換を繰り返し軌道に乗せていった初期の苦労話、地域住民の方々のサポートや心温まる交流のお話が語られ、活動にまつわるクイズも出題されました。

 現地での見学や説明では、集めた落ち葉の再利用方法として腐葉土を作ることに挑戦し、これまでに約3万リットルの落ち葉を腐葉土に変える活動を続けている現場を目の当たりにすることができました。学生と地域の皆さんとの献身的なお世話によって様々な野菜たちが生き生きと元気よく育っていることに、全員が感動を覚えました。

 参加者のアンケートからは、「学生さんの声で始められたとは非常に驚きました。」「落ち葉を利用するところから発展して、地域の連携を作り、寄付を集めることまでできるとは驚きでした。これからも多方面にいろいろなアイデアで発展していってください。」などと感嘆の声が非常に多く寄せられました。こういった地域の方々からの喜びの声は、とても励みになり、コミュニケーションの向上や、今後の取り組みへのエネルギーになっていくことでしょう。

 大阪いばらきキャンパスのコンセプトのひとつに、地域・社会連携が掲げられ、それを体感・実感できる今回のイベントとなりました。 OIC開設前から地域住民と活動を続けているガーデニングクラブ「Trefle(トレフル)」は、今後も様々なイベントや活動を通じて、地域・社会連携に取り組んでまいります。

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