6月28日(火)、政策科学部・森道哉教授の「PLC特殊講義(茨木市)」において、茨木市都市整備部北部整備推進課および企画財政部政策企画課の協力のもと、新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、安威川ダム周辺エリアのまちあるきを行ないました。

この講義は、茨木市が直面している様々な政策課題について考察しながら、幅広く公務に関する理解を深めることを目的としており、受講生は、4月から茨木市役所の三つの担当課から政策課題に関する講義を受けています。この日のまちあるきは、6月14日(火)の北部整備推進課職員による講義「『いばきた』:山とまちをつなぐ」の受講後に実施されました。

受講生は、府道46号線(彩都東方面)から「安威川ダム」の周辺エリアを歩きながら説明を受けました。「(仮称)安威川ダム公園駐車場」予定地、大門寺トンネルを抜けて「安威川ダム展望広場」では、ダム建設の進捗状況や今後の地域活性化の方向性などについて改めて考えることとなりました。

安威川ダム建設予定地
フィールドワークの様子

当日参加した受講生、北部整備推進課の職員の方からは、以下のようなコメントを頂きました。

「実際に歩き、見ることで授業内容についてイメージを膨らますことができました。安威川ダムに水を貯める前に訪問の機会を得て、水流を作る装置の全貌を見ることもできましたし、貴重な体験になりました。今日の視察を活かしながら、7月12日(火)の授業でのまとめの発表準備をしたいと思います。」(受講生)

「これまでに『ダムカレー』の提供ボランティアをしたことがあり、今回初めて見ることで『安威川ダム』を身近に感じることができました。」(受講生)

「フィールドワークを行うことで、市内中心部から『いばきた』までの距離や雰囲気を肌で感じ、我々が課題と認識しているポイントを共有していただけたかなと思います。理解された点を、受講生の皆さんが『建設中の安威川ダムに行ってきたよ』と話題にしてくれると嬉しく思います。というのも、『いばきた』を面白がってくれる学生の皆さんの豊かな発想力や旺盛な情報発信力に期待しているからです。
『安威川ダム』の建設や今後の地域の活性化の取り組みには、多くの方がかかわっています。今後も『いばきた』に興味を持ち続けていただきたいです。」(茨木市・北部整備推進課)

安威川ダム展望広場 見学の様子(令和4年6月30日をもって閉鎖、移転)

大阪いばらきキャンパスでは、地域・社会連携を通じた教育・研究活動の取り組みを積極的に推進してまいります。

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