2023年3月13日(月)、びわこ・くさつキャンパス(以下BKC)にて、「立命館大学びわこ・くさつキャンパス開設30周年・新展開に向けた世界から人を呼び込むために相応しいまちづくり」と題して、滋賀県、草津市、立命館大学の3者間で意見交換会が開催されました。

 意見交換会に先立ち、エポック立命21にて、食マネジメント学部の講義体験として、本格的なピザ窯で焼かれたピザの試食会を開催しました。食マネジメント学部・石田雅芳教授がピザに関するレクチャーを行い、参加者は滋賀県産の小麦粉をはじめ、地元滋賀の野菜を使った本格的なピザに舌鼓を打ちました。

 意見交換会では、3者それぞれから話題提供をしたうえで議論を深めました。滋賀県からは大学との共創による地域づくりと題して、「びわこ文化公園都市での取組」「持続可能な地域交通」「滋賀県立高等専門学校」、草津市からは健幸創造都市草津に関するまちづくりと題して、「草津市健幸都市づくり基本方針」「草津市産業振興計画の推進」「南草津駅周辺交通対策について」などについて話題提供がありました。その後、本学からは「R2030チャレンジ・デザイン-BKC30周年・BKC新展開-」について話題提供をしました。
 話題提供後の意見交換では、本学がBKC新展開として進めている「ウェルビーイング」の世界的研究拠点化や「宇宙地球探査」研究拠点の創出について詳しく紹介し、また滋賀県立高等専門学校設置に向けた本学との連携の可能性、健幸創造都市を掲げる草津市のまちづくりに本学の研究知見を提供することなど建設的な議論を交わしました。さらに、積年の課題である南草津駅周辺の交通渋滞やバス待ち環境改善などの交通アクセス課題の解決に向けて認識を深め、世界から人を呼び込むにふさわしいまちづくりに向け、3者間で緊密に連携していくことが確認されました。

三日月大造滋賀県知事    
三日月大造滋賀県知事
橋川渉草津市長    
橋川渉草津市長
森島朋三理事長    
森島朋三理事長
仲谷善雄学長    
仲谷善雄学長

 その後、場所をCキューブ横の緑地に移動して、学生も交えて意見交換を実施しました。焚火のぬくもりを感じながら、終始リラックスした雰囲気の中で、学生とともに「世界から人を呼び込むために相応しいまちづくり」について意見を交わしました。
 立命館大学はこれからも地域との連携を強化し、教学・研究の知見を地域に還元してまいります。

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