EDGE+Rプログラム2018年度 オリエンテーション&システムデザインワークショップ開催
EDGE+Rプログラムでは、5月19日(土)、BKCにて、2018年度前期プログラムのスタートとして、オリエンテーション(午前)&システムデザインワークショップ(午後)を開催しました。
イノベーション・アーキテクト養成プログラム(EDGE+R)は、イノベーション創出を担い得る次世代の育成を目的とした実践型プログラムです。学内外から多様な受講生が集まり、新たな価値創造(イノベーション創出)の面白さを体感する中で、課題を創造・実行・達成する為に必要なマインドとスキルを実践的に身につけることを目指します。
EDGE+Rは、文部科学省「次世代アントレプレナー育成事業」(EDGE-NEXTプログラム)の採択事業です。
イベント詳報
オリエンテーションでは、今年度のプログラムスタートにあたり、まず導入として「イノベーションとは何か?」をテーマにプログラム副総括責任者善本教授から講演をいただきました。
善本先生からは、志への投資が資本主義の根本であるべきといった考え方についてのご紹介があり、まずは未来への働きかけをしたいという意識をもってEDGEに取り組んでほしいというお話がありました。
午後はMOT湊教授を講師に迎えシステムデザインの手法を学ぶワークショップを実施しました。
システムデザインの考え方を学び、ブレインストーミング(発散)、収束法、シナリオグラフの練習を行い、チームとしていかに生産性を高めるかを学んだあと、実際にレゴを使って概念実証について学び受講生のチームワーキング形成を行いました。多様性がないとブレイクスル―は生まれない(フレミング博士)という研究結果をもとに、多様性をマネジメントする力、スキルを身に着けておくことが大切であることが語られました。最後に湊先生より、チームで可視化して情報を作り上げていくことが大切であること、ジュール・ヴェルヌの「人間が想像できることは人間が必ず実現できる」という言葉が紹介され、閉会となりました。
受講生からは、
「これまでに考えたことがなかったような視点からイノベーションを考えることが出来た」
「先生方や受講生が、これまで関わってこなかったような広く、ユニークな視点を持ってらっしゃる方ばかりで、1日だけでも視点が変わったように思った」
といった声が聞かれました。
今後の活動は、企業協賛ワークショップ、デザイン・ドリブン・イノベーションセミナーなどを予定しています。