立命館大学の学生が立命館小学校で特別授業 ~Adobe Expressを活用し小大連携、校外学習の発表動画を作成~
2024年11月25日、立命館大学は立命館小学校と連携し、Adobe Expressを活用した特別授業を立命館小学校で実施しました。この取り組みは、立命館大学の学生がクリエイティブスキルを児童に伝えることでデジタルリテラシーの向上を図ることを目的としています。
今回の特別授業は、「京都の『み力』発見動画を作ろう!」というテーマで、小学校3年生の全クラスを対象に行われ、立命館大学の学生5名が参加しました。特別授業では、立命館小学校の児童が10月に行った校外学習で自ら体験した写真や動画を素材として、Adobe Expressを活用して動画を作成しました。この特別授業を通じて、児童はデジタルデザインやビデオ編集などの基本スキルを学びました。
講師には、普段からアドビ社によるイベントや講義を受けるなど、Adobe Expressを使用した活動を行う立命館大学の学生に加え、立命館小学校の卒業生や留学生も参加しました。
児童は自らのタブレットを使用し、初めての取り組みに苦労しながらも、立命館大学の学生たちのサポートを受けて思い思いの動画を完成させました。児童からは「文字を入れるところが難しかったが、大学生のサポートを受けて上手くできた」などの声が聞かれました。完成した作品を用いて、今後、小学校内で意見交換を行い、校外学習の訪問先などに成果報告を行う予定です。
学校法人立命館は、2024年4月に日本の教育機関として初めて「Adobe Creative Campus」に加入しました。学園全体でクリエイティブスキルやデジタルリテラシーの向上を進めるため、すべての学生、生徒、児童がAdobe Expressを自由に活用できる環境を整えています。
今回の大学と小学校との連携をはじめ、中学校および高等学校とも多様な連携を進め、正課・正課外を問わず、学園ビジョンR2030で掲げる創発性人材育成に向けた取り組みを学園一丸となって進めてまいります。