「多様なニーズを持つ学生のキャリアを考える会」開催

 12月9日、大阪いばらきキャンパス(OIC)で障害学生支援室とキャリアセンターの共催による「多様なニーズを持つ学生のキャリアを考える会」を開催しました。
 本企画は、障害学生やコミュニケーションに苦手意識を持つ学生が、就職活動における不安や悩みを解消することや、当事者らの「働く」について大学や学外機関がどう支援できるのかを考える機会として行われ、大学関係者や就労支援機関の関係者ら約100名が参加しました。

全国的にも障害学生の修学支援が拡大

 障害者差別解消法が2016年4月に施行されて以降、全国的にも障害学生の修学支援がより一層広がりつつありますが、当事者である障害学生の就職活動に関する不安や悩みに対する支援のあり方が課題のひとつとなっています。昨年本学は、これから就職活動を行う障害学生の不安軽減や、内定者およびOB・OGとのネットワーク形成などを目的に、実際に就職活動を経験した障害学生を中心とした「障害学生のキャリアを考える会」をスタートさせました。

多様なニーズのある学生の“働く”を大学や学外機関が連携したサポートの必要性

長澤克重・障害学生支援室長
長澤克重・障害学生支援室長

 2回目となる今回は、障害学生支援室およびキャリアセンターから、本学の就労支援についての報告や、就労移行支援事業所のジョブジョイントおおさかから学外で行われている就労支援の取り組みについて紹介。学内外に展開されている就労支援について、参加者らは耳を傾けていました。
 引き続いて行われたパネルディスカッションでは、就職活動を終えた在学生や卒業生等と支援者が登壇し、就職活動に必要な支援とは何かについて、意見を出しあいました。
 長澤克重・障害学生支援室長は、「昨年、学生の発案で始まったこの会も2回目の開催となり、これだけ多くの方にご参加いただき本当に驚いている。様々な学外機関の方の力をお借りして、今後も連携しながら取り組みを進めたい」と述べました。

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