SOFIX野菜料理コンテストを開催
8月6日(火)、生命科学部の学生団体:Ritree(リッツリー)は、SOFIX(ソフィックス)野菜料理コンテスト「土からこだわった野菜の料理バトル~0→1 SOFIXフードクリエイト~」を開催しました。
SOFIX とは、生命科学部の久保幹教授らにより、農耕地土壌の診断技術として開発された土壌肥沃度指標のことで、Soil Fertile Index の略称です。有機栽培をはじめとする物質循環型農業に望ましい土壌成分の量とバランスを数値化する診断指標であり、植物生長に関する成分と 物質循環に関する成分を測定します。その農法を使って育った野菜を SOFIX 野菜と呼んでいます。
当日は、地域住民・学生の混在チームを形成し、①SOFIX野菜の素材の味や風味、食感を最大限に活かした料理、②SOFIXの処方箋に基づいて、土にこだわって栽培した京都府与謝野町の“京の豆っこ米”でつくった塩おにぎりと合う料理を目指して料理レシピを競いました。
参加者は食材の選び方に関する意見交換や、SOFIX野菜に関する授業を受けた後、用意されたSOFIX野菜を前に、各グループ思い思いのレシピを考え、調理を開始しました。
参加した学生は、「その場でレシピを考え、調理をしていくうちに、どんどんアイデアが浮かび、それをかたちにしていくことができ、おもしろかった」と語りました。
優勝は、「なすの肉詰めと夏野菜カレー」で、野菜本来の味を感じてもらえるようにレシピを考えたとのことでした。完成後、各グループの作った料理を参加者で食べ、料理や野菜に関して大いに盛り上がりました。
主催のRitree代表の松垣 俊亮さん(生命科学部2回生)は「料理を通じて、SOFIX 野菜を知ってもらえるよう、今後もこうした調理イベントを実施していきたい」と語りました。