理工学部 馬書根教授による「つながり学習」が 草津市立玉川中学校にて開催されました
玉川中学校でのつながり学習
びわこ・くさつキャンパス近隣の草津市立玉川中学校で実施されている「つながり学習」とは、5つの様々な分野に分かれて、フィールドワーク等を含む学びを行い、それぞれを探求する総合的な学習時間です。
今回、玉川中学校2年生30名を前に、本学 理工学部 ロボティクス学科 馬書根教授による「自然と生体に学ぶ」の講義が行われました。
普段、何気なく目にしていた新幹線の形が、自然界からの姿(鳥のカワセミ)をヒントにされていることや、人間が2足歩行している時の力学的な観点からのお話、陸上競技の短距離走と長距離走のスタートのポーズがどうして違うのか等々、中学生にむけて分かりやすい題材で、ロボット工学につながる一端をお話いたしました。
スライドを見ながら講義を中心に授業が進められましたが、休憩時間には、中学生から進んで質問を投げかける積極的な姿もありました。
5年後に大学生の年齢となる中学生にとって、本学理工学部の馬書根教授による講義を体験することは、リアルに大学を感じられる貴重な経験であったようで、終始真剣な態度で受講されていました。
授業の最後に、馬書根教授は、「机上の勉強だけでなく、自然界をよく観察することも大切です。自然界からインスピレーションを得て、世の中に無いものを作り出すことができるのは、我々人間です。創造性を大切にしてくださいね。再び立命館で会いましょう!」と締めくくられ、受講した中学生にとっては、普段とはまた違った学びの習得になったのではないかと感じています。
未知数の将来を携えている中学生へ向けて、学習意欲向上の一助となるような教育連携ができることを嬉しく思います。これからも学びを生かした、地域と連携した取り組みを進めていきたいと考えています。