草津市で地域市民向けの体力測定会を開催

 11月25日(木)、立命館大学は草津市の福祉施設「長寿の郷ロクハ荘」にて地域市民向けの体力測定会を、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を講じた上で開催しました。体力測定会には、立命館大学バトントワリング部と相撲部の学生が測定員として参加、体力測定後に演技を披露するなど、地域市民と学生が交流する機会にもなりました。

 立命館大学は、スポーツ庁が公募した令和3年度「大学のスポーツ資源を活用した地域活性化拠点形成・大学スポーツアドミニストレーター配置支援事業」に採択され、「大学・地域のスポーツ資源(ひと・もの・こと)を活用した健幸づくりコンソーシアムの形成-産学官地連携によるスポーツ事業の創出-」を進めています。今回の体力測定会は、当事業の一環として、地域市民の健康増進などを目的に開催しました。

 当日は、地域市民のみなさんが、スクワットや閉眼片足立ちなどの体力測定に挑戦しました。体力測定後、認知機能の向上を目的としたシニアコオーディネーション※トレーニングを実施、バトントワリング部や相撲部の演技も鑑賞するなど、学生との交流を深めました。

 次回の体力測定会は2月の開催を予定しており、今後も地域市民に向けた継続的な健康増進支援を行います。

※コオーディネーション(Co-ordination: 運動器官同士の調整)
 人間の体がもつ広い関節可動域を自由自在に調整し、目的とする動きへ統合させることです。
 特に以下の7つの能力で説明されることがあります。

 ① バランス能力 : 動作の中で体のバランスを保つ能力
 ② 定位能力 : 自分の周囲のものや人の位置を把握する能力
 ③ リズム化能力 : リズムに合わせて体を動かす能力
 ④ 分化能力 : 力を加減する能力
 ⑤ 反応能力 : 外界の刺激に対して素早く適切に反応する能力
 ⑥ 結合能力 : 走りながらボールを投げるなど、別々の動きをつなげる能力
 ⑦ 変換能力 : 走り幅跳びのような、ある運動から別の運動に変換する能力

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