第6回のじのじカフェフードバンクの様子

第6回のじのじカフェフードバンク~2021年12月2日~

 のじのじカフェフードバンクは、びわこ・くさつキャンパス近隣の草津市野路町在住 経済学部 佐藤卓利 特任教授が発案し、同町内会の皆さまの温かいご厚意のもと、2021年1月より、2カ月に1度の割合で継続して開催していただいてる野路町内会主催のフードバンクです。

 第6回目を迎えた今回は、今年とれたばかりの新米も並べられていました。
 また、12月に入りあと1カ月で新年を迎えるということもあり、野路町内会の皆さまが丹精込めて作られたもち米を蒸しあげて、今では珍しい杵と臼で餅つきをされた、つきたての柔らかいお餅も会場に並べられていました。

新米を受け取る学生
野路町でとれた新米をいただきました。
焼き芋
「野路芋」を焼いてくださいました。
餅つきの様子
杵を振り下ろしてお餅つきをしました。

 「のじのじカフェきらく」開設に携わった本学理工学部 都市計画研究室の学生らは、毎回のポスター制作や、のじのじカフェフードバンクのスタッフとして活動しています。今回、杵と臼を使ってのお餅つきも体験し、貴重な経験となりました。
 野路町内会では、使われなくなった休耕田を借り上げてもち米やお米を栽培され、こうして町内の行事などで使用されているそうです。「野路芋」と呼ばれる甘くて美味しいサツマイモも、町内の皆さまがそれぞれご自身の畑で栽培され収穫されたもので、朝から焼いていただきました。

 フードバンクで食料や生活雑貨品を受け取った学生は、「食料だけでなく、お餅や焼き芋までいただけて、嬉しいです」「つきたての柔らかいお餅も、焼き立ての焼き芋も、食べられる機会があまりなく、本当に嬉しくて、美味しいです」「感謝の気持ちしかないです。ありがとうございます」と笑顔でお礼を述べていました。

つきたてのお餅をいただく様子
つきたてのきなこ餅と大根おろし餅をいただきました。
第6回ポスター
理工学部 都市計画研究室の学生が作成しました。
並ぶ学生の様子
今回も50名弱の学生が受け取りました。

 次回は2022年3月17日(木)を予定されています。卒業で野路町を離れる学生さんにも記念に来てもらえれば、との声をいただき野路町内会の皆さまのいつもながらのあたたかいお心に、本当に感謝しております。これからも、近隣の皆さまとの地域連携のつながりを深めていけるよう努めてまいります。

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