「教育開発DXピッチ」開催

2022.06.01 TOPICS

デジタルを活用した新しい学びのカタチを模索 「教育開発DXピッチ」開催

 5月28日、立命館大学衣笠キャンパスで「教育開発DXピッチ」を開催しました。

 教育開発DXピッチは、立命館学園の中期計画「学園ビジョンR2030チャレンジ・デザイン」で掲げる「テクノロジーを活かした教育・研究の進化」を体現する取り組みです。ニューノーマル社会に求められるデジタルを積極的に活用した教育・授業形態の新しい手法開発および実践にチャレンジするアイデアをピッチ形式で競います。オープンイノベーションで新たな教育価値を創造し、大学の転換をはかる試みです。

 初開催となる今回は、選考を通過した5チームが、ピッチでアイデアを披露。審査委員は、仲谷善雄学長、森島朋三理事長、松原洋子副学長をはじめとした学内審査員に加え、株式会社PKSHA Workplace事業部の前田孝鎮マネージャーがつとめ、①DXによる効果、②波及効果、③独自性・新規性の観点で、1チームあたり5分間のピッチと5分間の質疑応答を行いました。

 冒頭、仲谷学長は、教育業界のDX・デジタル化の遅れに対する危機感に触れ、「教育現場は今、大きな転換期を迎えています。これまでの価値観や前例に囚われない自由な発想が、新たな教育・研究に向けた第一歩になるでしょう」と述べました。

 5チームのピッチに対しては、審査員から教育・研究の視点で事業プランの本質をついた質疑が飛び交いました。最優秀賞および優秀賞を受賞したチームには、アイデアの実用化に向けた支援を大学が行います。

受賞チーム

最優秀賞

Ritsumeikan Writing Support Group
テーマ:レポートを中心としたAIフィードバックシステム「Ri:write」の開発と新たな成長環境の構築

優秀賞

プロジェクト発信型英語プログラム
テーマ:R2030を見据えたPBL型次世代英語教育プラットフォームの構築:多様な発信サポートとAI/VR・機械翻訳活用のプロトタイプとして

優秀賞

「学生の自分探しを応援する探求型AIコンシェルジュ」構想グループ
テーマ:学生の自分探しを応援する探求型AIコンシェルジュ

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