守山市・LOGOSと連携し、アウトドアワークショップを実施
6月11日(土)、教養ゼミナール「SDGs表現論」(担当:生命科学部 山中司教授)の受講生たちが、滋賀県守山市・株式会社ロゴスコーポレーション(LOGOS)の協力を受け、守山市立みさき自然公園でアウトドアワークショップを実施しました。
「SDGs表現論」では、社会課題解決(SDGsなど)などに取り組む方を講師に招き、受講生らが自らの問題意識やテーマに基づいて、アイデアを具体化するプロジェクトの実践を目指しています。今回の企画では、キャンプアクティビティによる共同作業を通じて、学生同士が語り合い、互いをより深く知ることで自らのテーマの発見や、滋賀県の自然を活用した地域活性化プロジェクトの検討・具体化を図ることを目的に開催しました。なお、守山市と株式会社ロゴスコーポレーションは、2021年11月に「アウトドアや自然体験を活用した地方創生の推進に関する連携協定」を締結していることから、当企画を全面的にサポートいただきました。
当日は、LOGOS SHOP ピエリ守山店から堂ヶ崎店長をお招きし、タープテントの設置や焚火、ピザ窯を使った調理などさまざまなアクティビティについてレクチャーを受けました。学生たちは、慣れないアウトドアギアに戸惑いながらも、互いに協力して企画を楽しんでいる様子がうかがえました。途中、宮本和宏 守山市長らがお越しになり、学生たちと意見を交わされました。宮本市長は、今回の企画を守山市の活性化につなげてほしいと期待を寄せられました。
企画の最後には、成安造形大学の田口真太郎氏をファシリテーターに、焚火を囲んでワークショップを行いました。学生たちは、アクティビティを通じて深まった絆を確認しつつ、アウトドア体験を軸にどのような地域活性化プロジェクトが展開できるのか、その可能性について議論を深めました。アウトドアという非日常体験を通じて、地域の魅力を再発見し、仲間とともにその未来像を模索する貴重な機会となりました。
当企画は、立命館大学学びのコミュニティ学外活動奨励奨学金に採択され、実施をしています。