ゼミで理科のVR教材を開発、ゼミ生が中学校教諭へプレゼン
立命館大学教育・学修支援センターとSOLIZE株式会社が連携して進める「VR技術を効果的に活用した学習教材の開発」の取り組み。2022年11月30日、産業社会学部の野原博人教授のゼミ生4人が、3カ月かけて制作したVR教材のプロトタイプを、かえつ有明中学校・高等学校の深谷新先生に体験してもらい、現場視点で、実践的知見に基づいたフィードバックをいただきました。
今回ご紹介したVR教材は、「人体の消化の仕組み」「月の動きと見え方」「植物の師管・導管」という3つのコンテンツです。ゼミ生たちは、制作したVR教材を使った場合の指導案、教材としての特長や教える側・教わる側それぞれにとってのメリットを深谷先生へご説明。体験した深谷先生からは、さらにコンテンツが魅力的になるために必要な要素や情報、具体的な修正案などを踏まえ「VR教材を通して、生徒の好奇心を育てるだけでなく、概念の再定義に繋がることを期待したい」とコメントをいただきました。
ゼミ生たちが制作したVR教材は、さらにアップデートを重ねたうえで、協力いただける教育機関へのデモ授業などを予定しています。