5月19日(日)、大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、地域交流イベント「いばらき×立命館DAY2024」を開催しました。

 当日は地域の皆さまをはじめ、お子様連れのご家族からご年輩の方まで幅広い年代の23,000名もの方々にお越しいただき、屋内外160を超える多種多様の出展やパフォーマンスなどをお楽しみいただきました。

 2024年4月、映像学部・研究科と情報理工学部・研究科が大阪いばらきキャンパス(OIC)に移転し、OICは6学部・7研究科体制となりました。新棟(H棟)では、もっと挑戦が動き出す「TRY FIELD」を体感できる企画として、実際の研究室で開発したVRやARの仮想現実空間の体験や、教学機関では日本で初めて導入したDolby Atmos(シアター教室)の音響体験など、本学の研究と教育に触れていただけるイベントを実施しました。

また、昨年に引き続き、2025年に開催される大阪・関西万博の機運醸成を目的とする「プレ万博」と位置づけ、「OIC EXPO」と題して、本学が協賛する大阪・関西万博テーマ事業(シグネチャーパビリオン)プロデューサーである中島さち子氏と世界で活躍する6名の音楽家による「中島さち子率いる世界をつなぐ五感のクラゲバンドスペシャルライブ」、中島さち子氏と石黒浩氏(大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー)のトークセッションなどを実施しました。そのほか「TEAM EXPO 2025」プログラム/「共創チャレンジ」企画として防災ミッションラリー「いばりつ戦隊ボウサイジャ-」、本学学生により構成された「万博学生委員会」による日本文化、環境問題、食課題、広報などをテーマにしたブースなど、各所で様々な企画が展開されました。

 屋外エリアの岩倉公園では、おもちゃの重機でのお菓子すくい、防災テント体験、園芸用品販売と植物の種類別育成アドバイス、実際の弓矢を使用した流鏑馬立射体験など貴重な体験を味わっていただいた。

また、恒例の経営学部、政策科学部、総合心理学部、グローバル教養学部に加え今年から映像学部、情報理工学部の新入生クラスによる飲食模擬店、縁日企画、展示企画などが賑わいを見せ、地域交流の意義・楽しさを理解するとともにクラスのメンバー同士の達成感を共有できる機会となりました。

 スポーツ体験企画は、チアリーダー体験会、ダブルダッチ体験会、ホッケー体験教室、ガンバ大阪のサッカー教室が開催され、子ども達の楽しそうな姿が伺えました。

 共催の茨木市からは毎年多くの子どもたちで賑わう防火衣やヘルメットを着用して、消防車の前での撮影をはじめ、市におけるまちづくりの紹介、2024年度にオープンした茨木市北部地域「ダムパークいばきた」のフォトブース、子供たちにごみ分別の大切さの理解を促すゲーム企画などが開催され、市が推進している取り組みに基づいた出展が計17ブースありました。

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 大学の研究成果に関わっては、総合心理学部サトウタツヤゼミによる心理学を応用した「アイドル診断」、経営学部中村真悟ゼミのペットボトル・衣服のリサイクルの啓発活動に加え今年は一般社団法人家電製品協会と連携し本物のテレビの分解体験を実施され、使い終わった家電のリサイクルを体験しながら学ぶことができました。また、子ども達がプログラミングを行った配送ロボットでドリンクやお菓子を届ける企画や、海の環境問題「磯焼け」と未利用資源の有効利用のため開発したペットフードの販売やサンプル配布も行われ、子どもから大人まで楽しめる企画で終日賑わいました。

 ステージ企画では、和太鼓による迫力あるオープニングからはじまり、立命館大学応援団、各種ダンス、アカペラなど学生によるパフォーマンスや、たんぽぽ中条学園の園児によるチアダンス、プロの歌手による歌唱などが繰り広げられると、観客の皆さまからはその都度歓声が上がり、一体感と感動が会場全体に広がっていました。

 OICは「地域を愛し、地域に愛されるキャンパス」を実現するため、地域の皆さまにお力添えを頂きながら、これからも地域・社会連携を通じた活動をすすめて参ります。

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