育てる里山プロジェクト 里山講座「第4回雑木林のいきものさがし」開催
2024年7月6日(土)大阪いばらきキャンパス(以下OIC) にて育てる里山プロジェクト主催の里山講座「第4回雑木林のいきものさがし」を実施しました。
昨年に続き第4回目となる今回の講座。昨年同様、万博記念公園で学習教育支援を行っておられるシニア自然大学校・ソラードの会 芳川雅美さんと、NPOこどもとむしの会 金子留美子さんを講師にお招きし、OIC里山エリアに生息するいきものさがしをテーマとして里山エリア横、H棟TERRACE GATEにて開催しました。未就学児から小学生までの親子12組37名と4月のミニ里山講座&キャンパス植栽ツアーに来てくださったイオンチアーズクラブの皆様22名、育てる里山プロジェクトのメンバー含め計62名が参加しました。
冒頭、里山プロジェクト代表の田中先生(経営学部・教授)に里山プロジェクトの活動を紹介いただいたのち、芳川先生より昆虫の定義や分類について、金子先生より上手な虫の採り方や虫取り網の使い方についてお話しいただきました。座学の後は里山エリアに移動し、実際に「いきものさがし」のスタート。探し始めると、お子様はもちろん大人の方も里山エリアの隅々にいきものを追いかけて・・・里山エリア中を探検されていました
探した後はTERRACE GATEへ戻り、大画面を使い観察・振り返りを行いました。細部までしっかり観察でき、それぞれの特徴や雄雌の違いなど・・皆さん、大変興味深く画面に見入っていました。アオスジアゲハ・シオヤアブ・トノサマバッタなど、座学にてお話しいただいた主要7目(チョウ目・トンボ目・コウチュウ目・カメムシ目・バッタ目・ハエ目・ハチ目)全て見つけることができました!!これには講師の先生方も感心されており、「街中でこれだけ見られる場所は大変貴重です。」とのお言葉をいただき、里山エリアの成長を実感しました。
参加者の皆様からも「むしのことをより好きになりました。」「他の方が取ったむしを見るのも楽しかった。」などの感想をいただき、里山を利用して楽しく学んでいただく良い時間となりました。
立命館大学は、今後も地域・社会連携を通じて相互の信頼関係を築き、新たな価値の創造による地域の発展に貢献することを目指していきます。