2025年4月開幕の大阪・関西万博。大和ハウス工業と本学は、大阪・関西万博のテーマ事業の中で唯一「教育」をテーマとする、シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館(以下、クラゲ館)」に協賛しています。クラゲ館プロデューサーの中島さち子氏はじめ、クラゲ館協賛団体が一堂に会し、協働すること2年あまり。このご縁により、大和ハウス工業の「コーオプ演習(実践)」連携企業への参画が実現しました。

 2025年4月開幕の大阪・関西万博。大和ハウス工業と本学は、大阪・関西万博のテーマ事業の中で唯一「教育」をテーマとする、シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館(以下、クラゲ館)」に協賛しています。クラゲ館プロデューサーの中島さち子氏はじめ、クラゲ館協賛団体が一堂に会し、協働すること2年あまり。このご縁により、大和ハウス工業の「コーオプ演習(実践)」連携企業への参画が実現しました。

 

 「コーオプ演習(実践)」とは、企業が抱えている実際の課題にチームで取り組み、半年間かけて企画提案を行う、高度な課題解決型インターンシップです。大和ハウス工業による「コーオプ演習(実践)」は、学部の枠を超えた学生総勢10名が受講。大阪いばらきキャンパス(OIC)と衣笠キャンパスの2チームにわかれ、それぞれ実在する京都市内の2つの閉校になった番組小学校を題材に「元番組小学校を活用した新事業の創出」という課題に取り組みました。

 

 2024年6月のキックオフMTG(顔合わせ)を皮切りに、企業に出向いての研修や一次提案とそのフィードバックを受け、練り上げてきたプランを昨年12月9日に最終プレゼンとして発表。会場は大和ハウス工業が手掛けた「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」。大阪城公園内にある、旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)を改修したクラシカルな洋館のバンケットルームで開催されました。



 与えられた課題にリンクする「歴史ある建造物を改修・活用」した会場。しかも、大勢の大和ハウス工業の面々を前に行う最終プレゼン。緊張しないわけがありません。



 ところが、いざプレゼンが始まると、大きな声でしっかりと自分たちのプランを提案する学生たち。現地視察を重ね、データ収集、分析…さらにはプレゼンの練習と、多くの時間を費やしてきたことが容易に見てとれました。もちろん、ここまで学生たちを導いてくださった大和ハウス工業の皆様のご尽力のほどはうかがい知れません。



 発表後には大和ハウス工業のおひとりおひとりから、心と熱のこもったお言葉もいただき、彼らの今後の社会人人生に必ずや活かされることでしょう。改めて、万博を機にご参画くださった大和ハウス工業の皆様に感謝申し上げるとともに、今後もこのご縁を大切に協働、共創していければと思っております。



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