草津市野路町の新宮神社例祭で本学留学生が活躍
外国籍住民も地域の伝統行事の重要な担い手に
5月3日(水・祝)に爽やかな気候の中、びわこ・くさつキャンパス近隣自治会の野路町内会において、毎年恒例の「新宮神社例祭」が執り行われました。ここ数年は、御神輿の担ぎ手として本学留学生を中心とした外国籍住民も参加し、祭りを盛り上げています。
今年度は担ぎ手60名のうち、実に1/4以上にあたる17名が外国籍の参加者で、更にそのうちの12名がタイ・中国・ベトナム・インドネシア・ウズベキスタン出身の本学留学生や教員という国際色豊かな構成になりました。
国際交流から多文化共生のまちづくりへ
新宮神社は、本殿が重要文化財に指定され、水門は膳所城の二の丸水門を移築した歴史と由緒ある神社であり、野路の守り神と言われているとのことです。
初めて参加したインドネシアやウズベキスタンの留学生は神輿の重さに驚きながらも、他の参加者との交流を楽しむ様子が見られました。その他にも毎年参加しているタイや中国からの留学生も多く、本学学生が地域の伝統行事を担う一員となって、野路の皆さんにも喜んでいただいている様子が伺えました。
このような地域イベントに留学生をはじめとする外国籍住民が積極的に参加し、住民の方々と交流することによって、多文化共生のまちづくり推進に繋がると実感した一日となりました。