岡本行夫本学客員教授

講演を聴き、世界の情勢を学ぶ

 2015年12月21日(月)、衣笠キャンパスにて岡本行夫本学客員教授(外交評論家、岡本アソシエイツ代表)による全学生向けの公開講演会が開催されました。また同日、「国際社会で活躍する人材養成特別プログラム」(以下、オナーズ・プログラム)の受講生を対象としたゼミナールも開かれました。
 講演会のテーマは「国際人の心得-国際情勢の流れを読む」。
 西欧人と日本人の宗教の捉え方の違い、ISILなどの組織に対する日本がとるべき政策、国際社会への日本の貢献のあり様、日本人の国際情勢に対する認識の甘さ、韓国や中国と日本との和解の道筋など、幅広いテーマに渡りご講演されました。

ゼミナールのディスカッションで理解を深める


 講演会終了後のゼミナールでは、オナーズ・プログラムの学生たちに対して、近現代の歴史を学ぶ重要性が強調されました。
 また、日本が難民を積極的に受け入れるべきかという難しいテーマに関して学生間で活発な意見交換がなされました。
 さらに、オナーズ・プログラムが予定している春期休暇中の韓国での海外研修を前に、岡本行夫本学客員教授より「新しい日韓関係を新しい世代の皆さんが創り出して欲しい」とのメッセージも寄せられました。

 今回参加した鈴木奈月さん(国際関係学部2回生)は、「現在の日本における重要な政策課題について、疑問に感じたことを現場で活躍する方に直接お聞きすることができ、よい刺激を受けることができました。学部での学びにも直接関わってくるため、このゼミで得られた実践的な知識を今後の自分の考え方の確立や授業の理解促進にも生かしていきます」と感想を語りました。

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