株式会社平和堂と食マネジメント学部が食領域人材育成と活性化で連携

 12月19日、食マネジメント学部は、食に関する教育・研究活動の推進を目的として、株式会社平和堂と連携協力に関する協定を締結しました。

 本協定は、株式会社平和堂との連携を深め、食領域における実践的学習を通じ、食領域で行動力を発揮できる人材の育成に向けた教育プログラムを実施することを目的としています。
 協定締結式では、平松正嗣・株式会社平和堂代表取締役社長から、「食は、生きるため、健康な生活を送るだけではなく、人生を楽しむために重要なものです。この連携により、両者の『食マネジメント』に精通した人材育成が進み、豊かな地域社会の発展につながることを期待しています」と述べられました。 また、朝倉敏夫・食マネジメント学部長は、「びわこ・くさつキャンパスに立地する本学部にとって、滋賀県のみならず日本の代表的な総合スーパーであり、規模の大きくかつ優れた食品部門を有する平和堂様との協定締結は、教育の充実とともに、食を通じた地域住民の健康や食品スーパーの活性化などの研究にむけて大きな力になると考えています」と期待を込めました。

平松正嗣・株式会社平和堂代表取締役社長
平松正嗣・株式会社平和堂代表取締役社長
朝倉敏夫・食マネジメント学部長
朝倉敏夫・食マネジメント学部長

食教育プログラム実施に向けて

 食マネジメント学部は、経済学・経営学を基盤に、「食」をマネジメント・カルチャー・テクノロジーの三領域から総合的・包括的な学びを提供し、食領域における高度マネジメント人材の育成と輩出を目指しています。株式会社平和堂は、2017年3月をもって創業60周年を迎えられ、商業を通じて豊かな暮らしと文化生活の向上、地域経済の活性化を進めています。このたびの協定締結により、 食品を扱う業界の現状を学ぶ講義において、平和堂の社員をゲストスピーカーとして招聘することや、企業が現場で抱える問題をテーマに、学生が課題を探り、解決策の提言を行うPBL授業なども予定しています。また、平和堂の販売データを生かし、現代の多様化する食生活の動向を調べる共同研究なども進める予定です。

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