2019.07.09 NEWS

イノベーション・ジャパン2019に出展 ~「組織展示」および「大学等シーズ展示」9件採択~

 立命館大学は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が主催する国内最大規模の産学マッチングイベント「イノベーション・ジャパン2019 ~大学見本市&ビジネスマッチング~(以下、イノベーション・ジャパン2019)」に出展します。

 「組織展示」は、提案テーマ・サブタイトルを「人とロボットの共生による地域創生~誰一人取り残さない人とロボットが共生する持続可能な社会~」と題して、実施いたします。
 少子高齢化の進展に伴い、近い将来、人とロボットの協業は必要不可欠なものになります。そこで、あらゆる人がロボットの力を活用して活躍できる社会を創造するために、ロボティクスだけではなく情報科学、医療社会学、心理学、都市工学等の文理共創の視点が求められます。ロボットを社会に実装させる際の課題を多様な学問領域からアプローチすることで、人がロボットと共生し、活用することにより生まれるダイバーシティの新たな価値を提案します。
 イベント当日のプレゼンテーションは、松原 洋子副学長が担当します。本学が2019年3月に三菱地所株式会社と締結した「戦略的DX(デジタルトランスフォーメーション)パートナーシップ協定」に基づいた追従型ロボットのデモ展示も予定しています。

 「大学等シーズ展示」は、9件(昨年度7件)が採択されており、以下のとおり、展示を行います。

出展分野

所属

教員名

展示タイトル

ナノテクノロジー

生命科学部

堤  治教授

色を自在に制御できるソフト反射材料〜色材、センサー、偏光素子〜

ナノテクノロジー

生命科学部

小林  洋一准教授

光で可逆的且つ高速に色が変化する無機固体ナノ材料

ライフサイエンス

生命科学部

笠原 浩太助教

動く蛋白質の形が分かる‐理論創薬のためのシミュレーション技術-

情報通信

情報理工学部

野口 拓教授

コネクテッドカーを活用した不審車両協調追跡システム

情報通信

情報理工学部

岩居  健太特任助教

音響エコーキャンセラーの性能改善に関する基礎検討

装置・デバイス

理工学部

上野  明教授

パルス渦電流を用いた新しい非破壊探傷装置の開発

装置・デバイス

理工学部

小西 聡教授

Lab in a droplet:ピペットを用いない微量液滴操作

装置・デバイス

理工学部

田中 亜実講師

ウェアラブル機器への電磁波無線給電~光るアクセサリー~

装置・デバイス

理工学部

松野  孝博助教

導電布を用いた近接センサと基準値更新アルゴリズム

 ※上野 明教授、小西 聡教授、田中 亜実講師は、「ショートプレゼン」にも採用されています。

イノベーション・ジャパン2019~大学見本市&ビジネスマッチング

<会期> 2019年8月29日(木)~8月30日(金)
<会場> 東京ビッグサイト(東京国際展示場) 青海展示棟Bホール
<主催> 国立研究開発法人科学技術振興機構、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
<共催>経済産業省、文部科学省
<入場料> 無料
詳細はこちら(イノベーション・ジャパン2019公式サイト)

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