参加者全員による記念撮影

 2020年1月12日(日)、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学(以下、UBC)において成人式が実施されました。立命館・UBCアカデミック・イマージョン・プログラムに参加中の学生の内、総勢53人が新成人となりました。

 有志の学生によって構成された実行委員会が中心となり準備し迎えた当日は、在バンクーバー日本国総領事館の羽島隆総領事や、本プログラムに携わる教職員を来賓として迎え、賑やかな式となりました。

在バンクーバー日本国総領事館 羽鳥隆総領事による祝辞
在バンクーバー日本国総領事館 羽鳥隆総領事による祝辞

 羽鳥総領事から、お祝いの言葉とともに、”人生における目標を見つけること、無駄に時間を過ごさないことの大切さ、少子高齢化が進むからこそ若い世代が政治にも興味を示すことの重要性、そして、たくさん本を読み、知識を得て、自分で考える力を付けることの必要性”についてメッセージが贈られました。

 また、本プログラムを担当するReginald D'Silva先生、Ryan Deschambault先生、および29年間にわたり、プログラムの運営に携わってこられているSheri Wenman氏からも祝辞が贈られました。

国際関係学部2回生 竹野内優さん
国際関係学部2回生 竹野内 優さん
国際関係学部2回生 斎藤 力公さん
国際関係学部2回生 斎藤 力公さん

 さらに、新成人を代表して、竹野内優さん(国際関係学部2回生)、斎藤力公さん(国際関係学部2回生)が英語で新成人の誓いを述べました。

 竹野内さんは、UBCでのこれまで4ヵ月を振り返り、特に印象的なものとして、グローバルシティズンシップについて言及しました。

 ”格差や環境問題など、次世代が考えるべき課題がたくさんあるが、それらについて考える際、世界視点が重要になってくる、たとえ日本国内の問題であったとしても、「世の中の日本」という視点を大切にしたい、そして課題解決に取り組み、貢献していくために一層多くのことを学んでいきたい”
と力強く宣言しました。

 斎藤さんは、凍えるアイスランドの地でヒッチハイクをしながら旅をした経験について紹介しました。

 ”旅を通して知り合った人達との出逢いが素晴らしいものであったことから、たとえ英語が完璧でなくても、目の前の人を大切にする気持ちがあればコミュニケーションはうまくいくことに気づけた、「No Challenges, No changes(挑戦なくして変化なし)」かっこいい大人になるためにこれからも挑戦し続けたい”
 と成人式での”英語によるスピーチ”という挑戦の舞台で、さらなるチャレンジを決意していました。

 立命館大学は1991年よりUBCとの間で留学プログラムを実施しており、これまでに2,000名を超える学生が参加しています。

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