9月30日(金)、日英大学間連携プログラム(RENKEI:Japan-UK Research and Education Network for Knowledge Economy)の設立10周年記念シンポジウムが東京で開催され、立命館大学の関係者が出席。「気候変動」や「健康」といったグローバルな社会課題について議論を交わし、大学の枠組みを超えた連携を確認しました。

 RENKEIは、日本・英国の計12大学で構成されるパートナーシップで、ブリティッシュ・カウンシルを事務局として2012年に設立されました。英国の大学では、エディンバラ大学・サウサンプトン大学・ダーラム大学・ニューカッスル大学・リーズ大学・リバプール大学、と世界大学ランキングのランキング上位校などが加盟しています。日本の加盟大学は、大阪大学・九州大学・京都大学・東北大学・名古屋大学・立命館大学であり、本学は私立大学で唯一加盟しています。

 RENKEIでは、日英の大学が新たな国際共同研究を創出し、政府、産業界、民間非営利団体等との連携を通じてSDGsを中心とするグローバル社会が抱える課題、特に「気候変動」と「健康」に関する課題解決を目指しています。今回のシンポジウムでは、「気候変動」のテーマに、島田幸司教授(経済学部)とホ・タンタム専門研究員(立命館大学アジア・日本研究所)が出席。「健康」のテーマには、田畑泉教授(スポーツ健康科学部)と藤田聡教授(スポーツ健康科学部)が出席。また、研究部を代表して毛利公一教授(情報理工学部)が出席しました。新型コロナウイルス禍の影響で、全加盟大学が対面で集まるのは3年ぶりとなり、これまでの10年間の活動を振り返りながら、大学という枠を超えた産業や政府レベルでの新たな協働について議論を交わしました。

 これからも本学は、日英両国の加盟大学間での共同研究や将来を担う若手研究者育成を推進し、グローバル社会共通の課題解決に積極的に取り組んでまいります。

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