「第10回みなくさまつり」に本学学生団体が参画
第10回みなくさまつり
2022年11月20日(日)びわこ・くさつキャンパス(BKC)の最寄り駅であるJR南草津駅西口で「第10回みなくさまつり」が3年ぶりに開催されました。
2011年の3月に「みなくさ」の愛称を持つ南草津駅に新快速列車の停車が実現したことを記念するお祭りとして始まった「みなくさまつり」。近隣自治会の皆さんや草津市、草津商工会議所、草津青年会議所と本学を中心に実行委員会を結成し「えんでつなぐみなみくさつ」をテーマに地域の皆さんのとの温かなつながりを大切に、南草津駅をとりまく地域をよりよく発展させていきたいという願いを込めて2011年より開催しています。2年間コロナ禍のため開催が延期されていましたが、3年ぶりに、開催の運びとなりました。
■みなくさステージ
草津市立玉川中学校吹奏楽部(2年生)の生徒さんによるオープニングステージでは、観客席の皆さんもご存じの曲目が演奏され、温かい拍手に包まれました。続いての開会式では、中野宗城実行委員長による開会宣言、橋川渉草津市長、宇野彰一草津商工会議所副会頭のご挨拶に続き、田畑泉BKC地域連携室室長と、それぞれ地域の皆様への感謝の意とこれからのみなくさ地域の発展の展望について述べられました。
ステージ終盤には、本学学生団体「モダンジャズバレエ部」が出演し、美しい衣装を纏い「花は咲く」に合わせてのオリジナルダンスや、ほか2曲を披露しました。
モダンジャズバレエ部 福田里穂(経済学部4回生)さんは、
「みなくさまつりに出演させていただきありがとうございました!すごく楽しいイベントで、ステージを通じて地域の方々と繋がることのできた貴重な時間となりました。モダンジャズバレエ部一同、今後も立命館大学生として貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と笑顔で述べました。
最後を飾ったのは「カラーガードサークルLUSTER」の迫力ある演技。21名の部員が大きなフラッグとライフルと呼ばれる白い手具を空中に投げながらの華やかなステージで、観客の皆さんを多いに魅了しました。
■立命館大学ブース
・マジックプレイヤーズ
・鉄道研究会(ジオラマ展示と運転体験)
・ネパールプロジェクトMauka(コーヒーと紅茶の販売)
・レゴ部(レゴブロック体験、展示)
・リボベジプロジェクト(お米・野菜の販売と規格外ほうれん草を使ったプリンの販売)
5つの学生団体が朝早くからテント設営ブース準備を行い、終日家族連れの皆さんで賑わいました。
参加した鉄道研究会の福田莉久さん(理工学部3回生)は、
「今日はありがとうございました。今回、鉄道研究会としてもとても良い経験をさせていただきました。多くの方にご来場いただき、鉄道模型や運転体験を楽しんでいただくことができました。当会の活動を知っていただく機会にもなり、私たちも楽しく参加させていただきました。このような機会をいただき誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします」とお礼の言葉を述べました。
リボベジプロジェクトの角野美優さん(食マネジメント学部4回生)は、
「みなくさまつりは初めての販売で、不安もありましたが準備から当日まで、周りのかたのあたたかいご支援もあり、無事に終えることができました。ありがとうございました。『美味しかった』というお言葉をお客様からいただいたこと、リピートしてくださるお客様がいらっしゃったこと、完売させることができたこと、どれも大変嬉しかったです。私たちにとって学びとなり、良いスタートをきることができました。これからも、ほうれんそうプリンで規格外野菜の存在や、フードロスの現状を社会に伝えることを目指し、活動に取り組んでいきます。」と力強く述べました。
天候があやぶまれた第10回みなくさまつりでしたが、雨に降られることなく無事に1日を終えることができました。今回、飲食ブースの出店が見送られましたが、それでもたくさんの方が来場され、みなさんの笑顔に触れることができました。開催にあたって、ご協力・ご支援いただきました皆さまにお礼を申し上げるとともに、これからも地域の皆さんや各種団体と協働しながら「みなくさ」地域の発展に貢献していきたいと思います。