理工学部 阿部俊彦准教授が携わった「気仙沼内湾ウォーターフロント」が土木学会デザイン賞 優秀賞、復興デザイン会議 第4回復興計画賞をW受賞
土木学会デザイン賞について
公益社団法人土木学会景観・デザイン委員会が主催する顕彰制度として2001年に創設され、正式名称は「土木学会景観・デザイン委員会デザイン賞」です。公募対象を広く土木構造物や公共的な空間に求め、計画や設計技術、制度の活用、組織活動の創意工夫によって周辺環境や地域と一体となった景観の創造や保全を実現した作品およびそれらの実現に貢献した関係者や関係組織に対して授与するものです。
復興デザイン会議 復興政策賞・計画賞・設計賞について
復興デザイン会議が主催し、災害復興と事前復興を目的に実施した政策・計画・設計・事業のうち、デザインの確度・計画設計の内容・実践プロセス・仕組みづくりなどが優れ、今後の復興デザインのモデルとなる事例に授与され、広く復興に関わる計画・設計技術の普及発展を図ることを目指しています。
阿部俊彦准教授のコメント
このたびは、名誉ある2つの賞を賜り大変光栄に存じます。建築・都市デザインを専門としている私にとって、土木学会から表彰され、分野を超えた評価を頂けたことは大変励みになります。
東日本大震災の津波被災地である気仙沼市内湾地区の復興まちづくりにおいて、協議会のコーディネーター及び都市デザインの全体統括者として参画する機会を与えてくださった気仙沼の関係者の皆様方、サポートして頂いた研究者や専門家の皆様方に心より感謝申し上げます。
今後も、滋賀県内をはじめとしたフィールドで、地域に寄り添った実践的研究(=まちづくりのアクションリサーチ)を通じて、新たな都市デザインの方法論の開発に励んで参ります。

