AO選抜への新しいチャレンジメソッド・UNITE Program第1期生インタビュー

2023.06.15 TOPICS

AO選抜への新しいチャレンジメソッド・UNITE Program第1期生インタビュー

 立命館大学では、2023年度入試より、atama plus株式会社と協働で開発した「学部指定単元AI学習プログラム(通称:UNITE Program)」の修了を出願要件に取り入れたAO選抜入学試験(以下、AO選抜)を開始しました。
 2023年4月、本入試で入学した第1期生が入学し、学生生活を開始しています。新入生3名に本入試を志望した理由や4年間で学びたいことについて伺いました。

AO選抜への新しいチャレンジメソッド・UNITE Programとは?

 本プログラムは、入学後の学部での学びをスムーズに進めるために、特に重要とされる指定単元をAI教材「atama+(アタマプラス)」で学習し、所定のプログラムを修了することでAO選抜入学試験への出願資格が得られます。2024年度入試では、経済学部・スポーツ健康科学部・食マネジメント学部にて「数学」を実施、新たに薬学部にて「化学」を展開しています。
 高校までの学びが大学での学びにどのように繋がるのか、具体的なイメージを持ったうえで、このプログラムで効果的に学び、高いモチベーションと基礎学力をつけて入学後の学びに接続することが期待できます。



VOICE 01…スポーツ健康科学部1回生 湯浅謙太朗さん(大阪府出身)



きっかけは小学生時代の憧れ。スポーツ用品の開発者になりたい
 「スポーツ用品を開発したい。そのために、スポーツを研究したい。」――小学生の頃、スポーツを舞台にしたドラマを観て憧れを持ったのがきっかけでした。UNITEに出願した理由は、数学が得意で、将来の夢に近づけると思ったから。プログラムは一定の学習期間があったので、部活の野球をしながらでも、計画的に集中して、自分のペースで取り組むことができました。
 大学では、最新の研究設備でスポーツサイエンスを研究し、開発者を目指します。また地域の野球教室などで、子どもにスポーツの楽しさを伝え、成長に携わりたいと思っています。 立命館大学は全国様々な地域の出身者が多く、多様な人から刺激を受けことができる環境があります。周囲と切磋琢磨するなかで、ボランティアやアルバイト・海外留学など、色々なことに挑戦したいです。周りの人と信頼関係を築きながら人間力を高め、コミュニケーション力を身に付けたいと思います。


自分の夢を再確認。いつかの自分のために種まきを
 受験を通して、自分の夢や人生の軸を再確認できました。自分がやると決めたことは、最後まで一生懸命頑張る大切さを知りました。それは必ず自分をつくる種まきになり、いつかの開花につながると思います。AO選抜は、自分の想いとやりたいことを大学側に伝えることができる。その素晴らしさを話せる機会だと実感しました。



VOICE 02…経済学部1回生 寺田安来さん(東京都出身)



人の人生を変えられる人になりたい、きっかけは高校時代に起業した経験から
 高校時代にアパレルブランドを起業し経営するなかで、企業の実態を知り「黒字倒産をなくしたい」という思いが芽生えました。キャッシュフローの悪化を防ぐためにはどうしたらよいのか、大学では経済の仕組みや産業、組織のあり方を学び、データを作ったりそれを活用することができるスキルを身につけたいと思い、経済学部を受験しました。
 この4年間では「人の人生を変えられる人」「人から面白いと言われる人」になりたいです。そのために、説得力・行動力を養い、頼られる人間になりたいと思います。第一弾として、私は大学入学後すぐに、多くの人の次のステップとなる大学受験を支援したいという想いを込めて、オンライン個別指導塾を起業しました。中小企業診断士の資格も取得し、キャリアアップを目指したいと思います。


好奇心を追求し、最後までやり遂げる
 本入試は自身の学んできたことに関わらず、好きなこと・学びたいことをアピールするチャンスがありました。元々数学に苦手意識がありましたが、UNITE ProgramのAI学習システム(atama+)では、苦手分野をとことん克服する問いが何度も出題されました。「面倒だ」と感じたときこそ、可能性がある。受験生の皆さんにも、踏ん張って、寄り道せずに最後までやり続けてほしいです。自身の興味分野を深掘り、楽しく受験に挑み、合格への道を自らの手で切り開いてほしいと思います。



VOICE 03…食マネジメント学部1回生 毛利桜子さん(愛媛県出身)



人の美しさや健康を維持させる「大豆」の力を研究したい
 中学時代に宝塚歌劇団を受験した経験から、人の美しさや健康を保つためにはどうしたら良いのか「食」に興味を持つようになりました。日本でも食の欧米化が進み、若い世代で過酷なダイエットをする人が見られますが、根本的な原因は食にあるのではと考え、食マネジメント学部を受験しました。学部では、栄養学の領域に留まらず食と心理学、食認知学、マーケティングなど、食に関するあらゆることを学び、身体やホルモンバランスの乱れをただすために必要な栄養素が豊富にある「大豆」がもつ力を研究したいです。
 大学院進学も視野に入れ、将来的には食に関わる起業をしたいと考えています。 「普通の大学生活」ではなく、ブレずに常に目標を持って取り組み、何か少しでも結果を出す経験がしたい。個性を発揮できる場所をこの4年間で見つけたいです。


やりたいことを明確にするために行動を
 私は、高校3年の夏、部活の引退後にプログラム学習に取り組みました。面接で“大豆好き”を伝えるために、関連する企業に訪問して大豆を調査するなど、やりたいことを明確にするために行動を起こしました。受験を機に、将来のこと考え始める方も多いと思いますが、受験生の皆さんには、好きなことを大事にして、大学・学部・多様な受験方式を調べ、自分の夢を見つける機会にしてほしいと思います。



2024年度入試情報

■ 経済学部・スポーツ健康科学部・食マネジメント学部 【教科:数学】
 プログラム出願期間:5月9日(火)11:00~8月8日(火)11:00
 学習期間:出願後~8月28日(月)11:00
 AO選抜出願期間:9月1日(金)~9月7日(木)
■ 薬学部 【教科:化学】
 プログラム出願期間:5月9日(火)11:00~9月11日(月)11:00
 学習期間:出願後~10月11日(水)11:00
 AO選抜出願期間:10月17日(火)~10月23日(月)


  • 入試イベントについて

 受験生に本入試制度への理解を深めてもらうために、学部指定単元AI学習プログラム+AO選抜説明会説明会を各地で実施しています。今後、滋賀(6月24日)、オンライン(6月16日、7月22日)にて実施予定です(事前予約制、先着順)。
 説明会では、大学紹介や制度説明、atama+の紹介、教員による学部説明(対面のみ)、個別相談会に応じます。本プログラムで指定する単元が、学部の学びとどのように関連するのか、学部の特色などわかりやすくご説明します。



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