第7回くさつラウンドテーブルにて話題提供とディスカッションを実施
くさつラウンドテーブル
草津市まちづくり協働課、くさつラウンドテーブル世話人会が主催し、草津市立市民総合交流センター(通称:キラリエ草津)で開催される「くさつラウンドテーブル」は、特定のテーマに基づいて参加者同士の意見交換を促すイベントです。
2月9日(金)に滋賀県草津市で開催された第7回くさつラウンドテーブルでは、「市民スポーツ推進の新しい動き」というテーマで開催されました。このワークショップでは、本学卒業生の上田隼也さんがファシリテーターとして、全体の趣旨説明を行い、学生部スポーツ強化オフィスの古澤秀晃さんが、立命館大学が中心となって推進している地域のWell-beingを目的としたコンソーシアムの取組について紹介し、そこから大学と市民の協働によるスポーツ推進の可能性について議論しました。
「地域共創によるWell-beingの推進」に立命館大学が貢献できること
今回は、立命館大学がびわこ・くさつ Well-beingコンソーシアムで取り組む、「BKCウェルカムデー」「立命館Well-beingプログラム」「立命館スポーツアカデミー」の3つの主要なプロジェクトについて紹介しました。続いて、これらのプロジェクトを通じて、地域との連携、スポーツ共創活動、学生の取組を紹介し、草津市で大学とで協働して実施できることを考えるディスカッションに繋がる話題提供を行いました。
話題提供を受けたディスカッションでは、「今後、大学と積極的に交流していきたい」と大学が地域とスポーツを通じて繋がる上での期待感と合わせて、「具体的な相談窓口はどこか」、「学生自身にとって地域との交流はどのようなメリットがあるのか」など、地域側が抱く素朴な疑問や悩みについても貴重なご意見を得ることができました。
また、後半のグループワークでは、自身のスポーツの取組状況に別れて、それぞれの課題や取組へのハードル、そして大学とともに行いたいことについて、ディスカッションを実施しました。それぞれのグループの意見を共有する中で「男子学生がたくさんいるヨガ教室などがあってほしい」「大学アスリートの方々に自身のスポーツのコーチングをしてほしい」といった、積極的なご意見をいただくことができました。
本イベントだけにとどまらず、地域での大学・市民協働型のスポーツ推進について、さらに協議する機会を設け、地域に求められる取組を進めていきたいと思います。