立命館学生による「万博チャレンジワークショップ」を大阪いばらきキャンパスで開催

 2024年3月4日(金)、立命館大学大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市)で、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」に向けた機運醸成や会期中の出展を目指し活動する学生団体「立命館大学万博学生委員会『おおきに』」と、万博を契機に活動の場を広げたいと考えるその他の学内の学生団体を対象に、「万博チャレンジワークショップ」を実施しました。

 ワークショップには大阪・関西万博のテーマ事業「いのちの遊び場 クラゲ館」のプロデューサーである中島さち子さんと同事業への協賛企業など9社30名の方々にご参加いただき、クラゲ館などでの出展や発表を目指す10団体の学生が企画内容についてのプレゼン発表や実演を行いました。

 オープニングでは、中島さんとファシリテーターを務める荒木寿友教授(立命館大学大学院教職研究科)より参加企業の方々へ感謝の意を述べられるとともに、中島さんより「いのちの遊び場 クラゲ館」の説明と、プロデューサーとしての思いを動画を交えてご紹介いただきました。

 ワークショップの冒頭、中島さんより「1年前(2023年3月23日)に開催したワークショップがとても楽しかった、今日という日を楽しみにしていた。」「万博で何かをした、参加をした、という経験は今後の自分にとって大きなものになるので、ぜひ頑張ってほしい。」と学生へ期待の声をいただきました。

 ワークショップでは、「電子廃材を使用するアクセサリーの製作・電子廃材を分解する企画」や、「茶道体験や和菓子作り・古帛紗作り体験企画」、「未来食でボーダレスな食卓をつくる企画」などが各ブースにて発表されました。
 各ブースには企業の方々に着席いただき、発表を聞いた後に「学生の皆さんがやりたいことが十分に伝わった。そこにどういう「想い」があったのかを乗せるともっと素敵なものになる。」「万博本番ではノンバーバルコミュニケーションが大切、こんな時代だから意識してもらうときっといいものができる。」など、具体的なアドバイスを頂戴しました。各ブースを巡回した中島さんから「万博では正確な答えを用意するのではなく、諸説あるがあなたはどう思いますか?という対話をすると面白い。」と学生にアドバイスをいただきました。



 発表後は海外の楽器を使い、素数にあわせてリズムをとるレクリエーションを行い、交流を深めました。



 今回のワークショップについて、中島さんからは「万博に向けたチャンスは多い。でも、本当にやりたいことでないと続かない、本気になれることをやるのがいい。私もとてもワクワクしている、もっと一緒にやってみたいと思う時間だった。」と感想をいただき、参加した学生からは「この機会で自分たちの発表が抽象的であると感じた。いただいたフィードバックからブラッシュアップし、また企業の方々と意見交換がしたい。」という声があり、事後アンケートでは9割以上が「万博への意欲が高まった」と回答し、ワークショップを通じて万博に対して更に積極的に取り組もうという意気込みが見られました。



■参加企業一覧
株式会社steAm
大和ハウス工業株式会社
大日本印刷株式会社
東武トップツアーズ株式会社
ミズノ株式会社
ひかりのくに株式会社
株式会社博報堂
株式会社ノーサイド
Sen Art Studio

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