6月10日(月)、政策科学部・森道哉教授の「PLC特殊講義(茨木市)」において、茨木市都市整備部と建設部の職員を中心に組織している「次なる茨木グランドデザインプロジェクトチーム」の協力のもと、茨木市の中心市街地のまちあるきを行いました。

 この講義は、茨木市が直面している様々な政策課題について考察しながら、幅広く公務に関する理解を深めることを目標としており、受講生は、4月から茨木市役所の担当職員から政策課題に関する講義を受けています。この日のまちあるきは、5月27日の「次なる茨木グランドデザインプロジェクトチーム」による講義「次なる茨木の予感!茨木のまちなかでの取り組みについて」の受講後に実施されました。

 受講生は、JR茨木駅の西口広場から再整備が進められている駅前広場の説明を受けた後、府道139号線を歩きながら、JR茨木駅前商店街、「IBALAB@広場」、茨木神社、阪急本通商店街、阪急茨木市駅周辺などのフィールドワークを行いました。茨木市の中心市街地の整備状況を理解し、今後の中心市街地の活性化の方向性について改めて考えるきっかけになりました。

市役所職員の方から説明を受ける受講生
茨木市内のフィールドワーク、まち歩きの様子

 当日参加した受講生の方からコメントを頂きました。 「今回のまち歩きで、茨木市の具体的な都市整備の状況を理解できました。特に阪急本通商店街に新たに整備された『FIC BASE』が印象的でした。商店街の中に多様な利活用が出来る空間がある事は、今後の阪急商店街の活性化に繋がると思います。」(受講生)

阪急商店街に整備されたFIC BASE(FICベース交流スペース)

 今回の「PLC特殊講義(茨木市)」でのまち歩きによって、受講生は茨木市の政策課題についてリアリティを持って理解し、更に茨木市の将来像についてより具体的に考える貴重な機会となりました。

文責 政策科学部2回生 粕山寛斗

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