2025.05.16 TOPICS

「2025年度 立命館大学 若手研究者育成プログラム研究奨励賞」授賞式を開催

 2025年5月9日(金)、立命館朱雀キャンパスにて、「2025年度 立命館大学 若手研究者育成プログラム研究奨励賞」の授賞式が開催されました。
 本奨励賞は、若手研究者の挑戦的な研究を支援する「立命館大学 若手研究者育成プログラム」の申請において、優れた研究計画であると認められた申請者に対して、今後の一層の研鑽と研究の発展を祈念して授与される賞です。授賞式には大学を代表して仲谷善雄学長、瀧博研究部長が出席し、受賞者への祝辞、賞状と目録を授与しました。

 3回目となる今回は34件の応募があり、研究実績や将来的な研究推進力などによる審査の結果、本学人間科学研究科で学位を取得し、「変換発声フィードバックによる自己概念変調」という研究テーマを掲げられた鈴木悠介さんと、本学スポーツ健康科学研究科で学位を取得し、「暑熱環境での持久性トレーニングが血管内皮機能に及ぼす効果」という研究テーマを掲げられた山口慶一さんの2名が受賞しました。

鈴木悠介さん
鈴木悠介さん
山口慶一さん
山口慶一さん

 式典のなかで、仲谷善雄学長は、中期計画「R2030チャレンジ・デザイン」において掲げている「次世代研究大学」は若手研究者の活躍無くしては実現できないこと、鈴木さんと山口さんの研究への熱量は非常に頼もしく、周囲の多くの研究者を巻き込みながら本学での研究を思う存分進めていただきたい、と今後の二人の飛躍への期待を述べました。

仲谷善雄学長

 授賞式終了後、仲谷善雄学長と瀧博研究部長を交えて懇談の場が設けられました。鈴木さんは「音声が発声者の体格や性格などの特徴を表すことを応用し、例えば、身長が高くなったかのような理想的な状態を表した音声をフィードバックすることで、発声者が感じている身長に関する不安を解消するなど、可能性の幅を広げることにつなげたい」と語り、山口さんは「暑熱環境はネガティブな側面への対処に関する研究が多いが、運動トレーニングにおいて暑熱環境を有効に活用することで健康増進につながるポジティブな効果を明らかにしたい」と語り、受賞者の挑戦的な研究の成果が今後どのような社会課題の解決や社会貢献につながりうるのかについて活発な意見交換がおこなわれました。

懇談の様子
懇談の様子
鈴木悠介さん
鈴木悠介さん
山口慶一さん
山口慶一さん

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