文学部のキャンパスアジア・プログラムが文科省「世界展開力強化事業」の事後評価でS評価を獲得
文部科学省「大学の世界展開力強化事業」(平成23年度採択分)のタイプA-I(日中韓のトライアングル交流事業)の事後評価において、文学部の「東アジア次世代人文学リーダー養成のための、日中韓共同運営トライアングルキャンパス」(通称:日中韓キャンパスアジア・プログラム、詳細は別紙)が、S評価(最高評価)を獲得しました。3カ国以上の共同教育に対する普遍的なモデルを提供したことが、我が国の大学教育のグローバル展開力の強化に対する貢献として高く評価され、2014年の中間評価に続き、採択された10校の中で唯一のS評価を獲得した私立大学となりました。
日中韓キャンパスアジア・プログラムは、これまでの成果を基盤として2016年度より常設化され、「文部科学省 平成28年度 大学の世界展開力強化事業」に2期連続で採択されました。
2016年度からスタートした新・日中韓キャンパスアジア・プログラムにおいては、交流学生数の倍増、本プログラムを核とした学内外での日中韓交流への拡大、本プログラムの教育効果に関する学術的研究の発信、東アジア初の多国間連携型の学部教育における共同学位の制定等、これまで以上に、交流する学生の量と教育・研究の質を向上させ、一層高い効果を得られるよう、他大学に類を見ない革新的なプログラム設計を行っています。
藤巻正己(現文学部長)のコメント
プログラム参加学生が、「日・中・韓移動キャンパス」での学びを糧にして、新時代にふさわしい感性を磨き、ステロタイプ化された世界観を突破する力を備えてくれることを期待しています。
上野隆三(文学部教授、プログラム責任者、2017年4月1日に文学部長に就任)のコメント
高い評価を頂けたのは、我々のプログラムが「大学の世界展開力強化事業」の趣旨に最も沿った内容だったからだと考えております。今年度から始まった新たなキャンパスアジア・プログラムでもさらに高い成果を挙げられるよう努力を続けます。