倉木麻衣特別講演会「未来に向けて京都の魅力を伝える新たな発信と展開」開催

 1月29日(火)、衣笠キャンパスで、歌手であり本学産業社会学部客員准教授の倉木麻衣さん(2005年産業社会学部卒 以下、倉木氏)をコーディネーターに招き、産業社会学部特別講演会「未来に向けて京都の魅力を伝える新たな発信と展開」を開催しました。
 本講演は、昨年の倉木氏による特別講演「アーティストとしての社会貢献と今後の活動」にて学生たちから出されたアイデアを参考に、倉木氏が歌と映像美で京都市政のPRに取り組まれてきた活動を学生に伝え、アーティストとして人々へ「伝える」ことの難しさや重要性を感じてもらうことを目的に行われ、22名の学生が参加。倉木氏がアーティストとして歩んでこられた社会貢献のかたちや、学生生活を過ごし「第二の故郷」という京都市とコラボしてかたちとなったPR動画に込めた思いなどについて学びました。

 冒頭、倉木氏が音楽活動と並行して取り組まれてきた数々の社会貢献活動についてのレクチャーがあり、実際に経験しなければ知ることのできない社会活動の実態やアーティストとしてご自身の活動を発信する側の立場・姿勢、そのような活動の中で、実際に交流する方々の笑顔や絆によって、活動の活力となっている実情について学生たちは耳を傾けました。

 また、倉木氏は歌と映像美で魅せる京都市政PR動画「きょうを,素晴らしく」を2018年に京都市とコラボして展開されており、学生らにPR動画で伝えられている6つのメッセージ(ART.KYOTO、LIVE.KYOTO、GROWTH.KYOTO、ECOLOGY.KYOTO、SAFETY.KYOTO WATER.KYOTO)をより多くの方々へ伝える方法をテーマに意見交換を実施。学生からは各テーマについて「学校で使用した楽器、CDなどを貧困地域の音楽教育に活かす(ECOLOGY.KYOTO)」「小学校の授業や避難訓練時にPR動画を見せ、関心を高める(SAFETY.KYOTO)」「観光地に無料の水スタンド設置や京都の飲食店に京都産の水を提供していただく(WATER.KYOTO)」などの意見が出ました。

関連情報

NEXT

2019.02.08 NEWS

日本人学生海外派遣数で全国第1位を獲得

ページトップへ