立命館大学の秋学期に向けた取り組みについて
~安心・安全なキャンパスライフに向けて~

2020年9月16日

 立命館大学では、9月26日から秋学期の授業をスタートします。
 立命館大学では、「ウィズコロナ」の時期がしばらく続くとの前提のもと、秋学期からは対面の授業を十分な感染防止のうえ行います。加えて、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド授業をすべての教室でリアルタイムあるいはオンデマンド配信ができるよう設備の整備を進めてきました。
 本学では、「新しい生活様式」にもとづき厚生労働省が推奨する基本的な感染防止策(①身体的距離の確保、②マスク着用、③手洗い)とともに、「3つの密」(密閉・密集・密接)を避けるための対策を基本に据えたうえで、学生や教職員が安心・安全に授業や学生生活を送ることができるよう、大学としてできる限りの対策を講じます。

1.新型コロナウイルス感染症に対する立命館大学の行動指針(BCP)

〇立命館大学では、「新型コロナウイルス感染症に対する立命館大学の行動指針(BCP)」を定め、キャンパス所在における感染拡大状況や政府・自治体などによる大学等への休業要請などの有無にもとづき、授業や研究活動、課外自主活動等における活動レベル(レベル0~レベル5の5段階)を設定しています。このレベルによっては、授業形態が変更になる可能性、課外自主活動などの活動範囲が変更になる可能性があります。

2. 感染防止対策の基本

〇「自らが感染しない」「人に感染させない」ための行動を徹底します。
〇「マスク着用」を徹底します。
※立命館大学では、「マスク着用に関する申し合わせ」を定めています。
※マスクは各自で用意することが基本ですが、キャンパス入構後にマスクの破損や汚損、紛失等があった場合には、各学部事務室・学びステーション等において配布しています。
〇正しい手洗い・手指消毒を徹底します(アルコール消毒液は人が集まる箇所に設置)。
〇登校前の検温、体調不良時は外出しないことを徹底します。
〇人が多く集まる食堂や学生窓口などには、サーマルカメラ体温測定器を設置します。
〇万が一に備えて学生等には行動履歴を記録するよう啓発するとともに、自身の感染や濃厚接触が判明した場合は、大学の関係部署に速やかに連絡するよう周知しています。また、感染の可能性をいち早く知るために、厚生労働省の「接触確認アプリ(COCOA)」をインストールして利用するよう啓発しています。

キャンパス内掲示「新しいキャンパスライフをはじめよう」
新しいキャンパスライフをはじめよう

3. 秋学期の授業について

(1)2020年度秋学期の授業は大きく分けて3種類「対面授業」、「対面+Web授業の併用」、「Web授業」で実施します。

詳細は【在学生・院生向け】Web授業のための特別サイト

(※1)学部・研究科において下記のものと⼀部異なる分類を設けている場合があります。
(※2)コロナウイルスの感染状況次第で、すべての授業をWeb授業に変更する可能性があります。

①対面授業
基本的に全ての授業回が対面で実施されます。
※教室での出席が困難な事情がある学⽣に対しては、授業配慮を⾏います。
〇マスク着⽤などの感染防止の対策を講じたうえで授業を実施します。
〇対面授業は、「キャンパス」で「時間割で指定された曜⽇時限」に実施されます。

②対面+Web授業の併用
対面授業 とWeb授業 を混合(ある回は対⾯・ある回はWeb)で実施します。
〇対⾯授業・Web授業それぞれの実施の回数や⽇程については各授業でお知らせします(開講後の感染状況などの事情により調整・変更することがあります)。

③Web授業
Webでの受講⽅法は⼤きく2種類「オンデマンド授業」と「ライブ配信授業」になります。受講する授業によって方法が異なります。
〇「オンデマンド授業」
・教員はmanaba+R(クラウド型の教育支援サービス)を通じて教材、講義動画・⾳声、課題などを提⽰し、それらの学習や課題提出の期間を指定します。
・学⽣は指定された期間内に、各⾃のスケジュールにあわせて教材の学習や課題の提出に取り組みます。
<受講のイメージ>
オンデマンド授業

〇「ライブ配信授業」
〈特徴〉
・ライブ配信授業では、時間割通りの曜⽇時限に授業を実施します。
・主にオンライン会議システム(Skype・Zoom等)を⽤います。
・当⽇やむをえない事情により視聴できない場合には、後⽇録画の配信や教材・課題の提⽰などを⾏います。
<受講のイメージ>
ライブ配信授業

 なお、既往症や基礎疾患のある学⽣、同居家族に感染リスクの高い方がいる場合、⼊国できない国際学⽣など、コロナウイルスの影響により教室で⾏われる授業への出席が困難な事情がある学⽣は、授業配慮に関する相談を受け付けますので、事前に担当教員、学部事務室・学びステーションに相談して下さい。

(2)対面授業(教室)では以下の感染防止対策を講じます。
〇教員はマスクを着用します(必要に応じてマウスシールドやフェイスシールドを着用)。
〇教室内ではできるだけ2メートル(最低1メートル)の距離の確保に努めています。
〇全教室に透明の遮蔽板を設置します(質疑応答時の飛沫防止対策、ソーシャルディスタンス確保)。
〇共用部分(ドアノブ、手すり、スイッチなど)の定期消毒を行います。

透明の飛沫防止パネル
透明の飛沫防止パネルを全教室に設置

4. 換気対策

〇厚生労働省が推奨する①機械換気、②窓の開放による自然換気(教室では30分に一回、数分間の窓開け)を徹底します。

5. 食堂での対策

〇利用前の手洗い・手指消毒の徹底を啓発しています。
〇利用前の体温測定をお願いしています(入口にサーマルカメラ体温測定器を設置)。
〇すべての座席に飛沫防止パネルを設置し、安心して食事をとれる環境を整備します。
〇食堂スタッフは毎日体調チェックを行い、接客時はマスクを着用します。
〇換気の強化、ソーシャルディスタンス確保、感染防止のため給水機・給茶機・電子レンジなど共用備品の利用停止等の対策を実施します。
〇テーブル、椅子の消毒を実施します。
〇混雑時には入場を制限することもあります。

<食堂での掲示物>
食堂での掲示物

6. 課外活動での対策

〇活動再開時には感染防止策を含む計画提出と面談を実施。感染防止策を徹底したうえでの課外活動を許可します。
課外自主活動の支援

 立命館大学では、こうした感染防止対策を講じることにより、学生にとって安心・安全なキャンパスライフの実現を目指します。

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