食マネジメント学部生考案、「生命の森プロジェクト」の海老を使用した「具だくさん海老玄米ドリア」を発売

 食マネジメント学部の学生3人が、株式会社平和堂協力のもと、「生命の森プロジェクト」(※)の海老を使った「具だくさん海老玄米ドリア」を商品化しました。2月4日から平和堂各店で発売されています。

 商品開発のきっかけは、2022年6月に食マネジメント学部の授業で株式会社ニチレイフレッシュの「生命の森プロジェクト」について学んだことでした。発案者の一人、荒木香乃さん(食マネジメント学部2回生)が「食のサスティナビリティを、食べる事で理解する機会を作りたい」との思いを持ち、杉邨明日香さんと藤光真愛美さん(同学部2回生)の3人が、小沢道紀教授に相談。食マネジメント学部と連携協力協定を締結している平和堂の協力を得て、授業で学んだ「生命の森プロジェクト」で養殖されている海老を使った商品開発を始めました。

 (※)「環境への配慮と持続的な素材調達を目指し発足したニチレイフレッシュのプロジェクト。一般的な海老の養殖は、養殖地の整備などが環境への負荷となっていましたが、「生命の森プロジェクト』では、自然の地形を活用した“粗放養殖”をすることで、環境負荷をかけずに海老の養殖をしている。さらに、収益の一部がインドネシア/カリマンタン島でのマングローブの植林活動に充てられる。

 「具だくさん海老玄米ドリア」の商品コンセプトは、『SDGs(サスティナブル)で、より健康で美味しい食事を』。ブロッコリー・パプリカといった緑黄色野菜を始め、1日の摂取目標品目数の半分である“15品目”の食品を使用。ゆで卵や、黒豆など数種類の豆がふんだんに使われているため「約20g」(約1/3日分)のたんぱく質を摂取することができます。
 さらに、100%ナチュラルチーズを使用し、ホワイトソースでクリーミーな味わいに。 美味しさにもこだわった1品となりました。

 「具だくさん海老玄米ドリア」を通じ、消費者の方々にも、食卓に並ぶ、魚や海老など限りある水産資源の管理や、環境への配慮について考えてもらえるきっかけになることを期待しています。

商品情報

  • 販売場所
    滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県内の「アル・プラザ」、「平和堂」、「フレンドマート」、「スーパーフレンド」  合計125店舗 ※フレンドマート・D小柿店、フレンドマート・D武佐店を除く
  • ※数量が無くなり次第販売終了

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