立命館大学と英国・アベリストウィス大学(Aberystwyth University)は、古気候学分野を始めとした学術研究連携を目的とする研究協力覚書を2022年11月1日に締結しました。
アベリストウィス大学と立命館大学は、アベリストウィス大学地球生命科学部と立命館大学古気候学研究センターとの間で、年縞を用いた年代測定や気候変動の研究等を行ってきましたが、今回の研究協力覚書締結により、設備の相互提供などを通じた同分野の一層の研究推進のみならず、広く両大学の教員・大学院生の交流を推進することとなりました。

研究協力覚書の締結はアベリストウィス大学で実施されました。立命館大学からは、中川毅古気候学研究センター長、北場育子同副センター長が、アベリストウィス大学からは副学長のElizabeth Treasure教授、地球生命科学部のHenry Lamb教授、Sarah Davies教授が出席して行われ、覚書締結の後の懇談では、今後の両大学の交流について活発なディスカッションが行われました。

立命館大学古気候学研究センター長 中川毅教授のコメント

気候変動に関する研究は、人類の秘密を解き明かし、我々の世界をより深く理解する非常に意義深いものです。この研究をアベリストウィス大学とともにさらに深化させることが出来ることを大変嬉しく思います。
あわせて、広く両大学間の研究交流が進んでいくことを期待しています。

アベリストウィス大学 Sarah Davies教授のコメント

今回の研究協力覚書は、両校の長年にわたる研究関係を基礎とするもので、両校のコミットメントを確認することができ、大変うれしく思っています。古気候学や年縞分析の研究は、気候変動や人類の文明発展における気候変動の役割について、我々の理解に重要な貢献をすることでしょう。

■アベリストウィス大学
英国・ウェールズに在する公立大学であり、教養社会学部・経営物理科学部・地球生命科学部の3学部で構成される。英タイムズ紙のGood University Guide 2020ではウェールズ大学オブザイヤーを獲得、Good University Guide 2023ランキングでは「優れた教育と学生満足度」分野でウェールズトップを獲得している。

アベリストウィス大学で行われた締結の様子
アベリストウィス大学で行われた締結の様子

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