2025年日本国際博覧会・大阪ヘルスケアパビリオン建築現場見学会に本学関係者が参加
大阪・関西万博開幕500日前が目前に迫る11月15日(水)、大阪ヘルスケアパビリオンの建築現場見学会が開催されました。
大阪府、大阪市、大阪府域の経済団体などによって出展される大阪ヘルスケアパビリオンのコンセプトは、その名の通り「いのち」「健康」。産官学民によるオール大阪の知恵とパワーを集結したパビリオンということで、本学も大阪(茨木市)にキャンパスを置く教育機関の一つとして、大阪パビリオン推進委員会のメンバーに名を連ねています。
建築現場見学会には、本学から万博連携推進本部事務局の2名が参加させていただきました。まずは、万博会場から目と鼻の先にあるATCにてパビリオンの概要説明があり、その後大型バスに乗り込み、夢洲へ移動。車窓から見た、クレーン車が立ち並ぶ様子はまるでサバンナのキリンの群れのようで、歴史的大イベントであることを物語る実に壮観な眺めでした。
2024年度開業予定の新駅「夢洲駅」からのアクセスも良好で、万博会場・東エントランス付近に位置する大阪ヘルスケアパビリオン。敷地面積は全パビリオン中2番目に広い、約10,500㎡。地上2階建ての本館棟に加え、ミライのエンターテインメント棟、バックヤード棟の3棟の建設が順調に進められています。
高さ最大20mの大阪ヘルスケアパビリオンでは、内外装に木材を積極的に活用した木と鉄骨のハイブリッド建築。脱炭素社会の実現に向けた建築を提案しています。屋根膜はシースルーになっており、自然光が差し込む設計。また、屋根の上からは水が流れ落ちる仕組みになっていて、光にあふれた水中にいるような幻想的な空間を演出。「水の都」として栄えてきた大阪を表現しているということでした。
外観から着想を得て決定したというパビリオンの正式名称は「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」。メインテーマである「REBORN」を実現するための「巣」として、未来の大阪の可能性を感じる展示が検討されています。本学も推進委員の一員として、今後も精力的に関わっていければと思っております。この度は建築現場見学という貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。