『転換期の東アジア情勢と日中韓三国協力の現状と未来―第9回日韓中首脳会談の評価及び意義―』が開催されました
2024年9月13日(金)、立命館大学 衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルームにて、東アジア平和協力研究センター主催による講演会が開催されました。
本講演会では、日中韓三国協力事務局長である李熙燮(イ・ヒソプ)氏を招聘し、『転換期の東アジア情勢と日中韓三国協力の現状と未来―第9回日韓中首脳会談の評価及び意義―』と題した講演が行われました。
2024年5月に開催された日中韓サミットでは、日中韓FTAの締結交渉の加速を含む「経済協力と貿易」など、6つの主要分野での協力を盛り込んだ共同宣言が採択されました。岸田文雄首相、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領、中国の李強(リ・キョウ)首相による首脳会談が行われ、これにより三国間の協力関係が一層強化されました。
今回の講演では、李熙燮(イ・ヒソプ)氏が、これまでの協力の成果を振り返り、今後の三国間の協力関係と未来の展望について詳しくお話しいただきました。東アジアの情勢が急速に変化する中で、どのようにして日中韓三国が協力を深め、共に成長していくのか、その方向性と意義についても語られました。
参加者は、熱心にメモやノートテイクをする姿が見られ、質疑応答では、日中韓三国の今後の協力関係について意見交換が行われました。