2016年度後期入学式を挙行

校歌斉唱の様子
校歌斉唱の様子
吉田学長による式辞
吉田学長による式辞

 9月24日、朱雀キャンパスにおいて2016年度後期立命館大学・大学院入学式が行われ、287名(学部生100名、大学院生187名)の新入生を35の国と地域から迎え入れました。

 開式にあたり、出席者全員で校歌を斉唱。続いて吉田美喜夫・立命館大学長が英語で式辞を述べられました。式辞の中で吉田学長は、「立命館大学では『Beyond Borders』、『壁を越えよう』というシンボル・メッセージを用いています。これは、国境・人種・宗教・性別・価値観・言語などのさまざまなボーダーを越えてほしいという思いとともに、自らの限界にもチャレンジしてほしい、という願いが込められています。皆さんの多くは母国を離れて、日本の大学・ここ立命館大学で学ぶ決断をされました。この決断自体に、私は大きな意味があると思います。なぜなら、この決断の中に、チャレンジの精神が含まれているからです。その初心を大切にしてください」と新入生たちを激励のメッセージを送りました。

ABDI HASSAN Najma Mohamedさん
ABDI HASSAN Najma Mohamedさん
APRILLIA Rina Nurさん
APRILLIA Rina Nurさん

 続いて行われた学部生の新入生代表の挨拶では、ABDI HASSAN Najma Mohamedさん(国際関係学部グローバル・スタディーズ専攻/ソマリア出身)が、「私は人生のほとんどをソマリアで過ごしてきました。歴史ある立命館大学で学ぶことができることを誇りに思うとともに立命館で得た知識をソマリアへ持ち帰り、祖国のより良い未来のために役立てたいと思っています。日本、そして世界から集まった学生と一緒に学び、異文化にふれることを楽しみにしています。」と学生生活への期待と抱負を語りました。

 続いて大学院生の新入生代表の挨拶では、APRILLIA Rina Nurさん(政策科学研究科政策科学専攻/インドネシア出身)は、「私が日本に留学したいと友人や指導教員に伝えたとき、『なぜ日本に?』という問いが多くありました。私が日本を選んだ理由は、母国インドネシアと似ているところが多いと感じていたからです。両国とも自然災害が多く、特に2011年の東日本大震災から5年経った日本がどのように復興に向かっているのかを学びたいと思ったのが理由の一つです。世界中から多くの仲間が集う立命館大学は私にとって、自分の道を見つけるために申し分のない場所だと信じています。皆さん、夢や目標に向かって、ベストを尽くしましょう」と会場にいる新入生たちに語りかけました。

 新入生は、9月26日の後期セメスター開始から立命館大学・大学院の各キャンパスで学生生活をスタートしています。

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