元プロ野球選手を講師とする親子野球教室へ体育会学生がボランティア参加
1月25日、衣笠キャンパス京都衣笠体育館で開催された「スミセイ”Vitality Action“」親子野球教室(主催:住友生命保険相互会社)に、硬式野球部、準硬式野球部、軟式野球部の部員15名がボランティアとして参加し、講師を務めた元プロ野球選手の鳥谷敬さん・岩隈久志さんとともに、親子で参加したみなさんの運動をサポートしました。
たいせつな人と一緒に運動することで「もっと健康に、そして幸せになっていただきたい」との想いが込められた「スミセイ”Vitality Action“」(住友生命創業110周年記念社会貢献事業)。健康寿命の延伸という社会課題解決に貢献するため、健康増進の啓発と親子のコミュニケーションの促進を目的に日本全国で開催されるなか、今回は元プロ野球選手を講師に迎え、約60組を対象とした親子野球教室(二部制)が開催されました。
2025年に125周年を迎える立命館は、”RITSUMEIKAN FOR SOCIAL IMPACT”をスローガンに掲げ、社会課題解決へ向けたさまざまな事業を展開しています。立命館大学では、社会課題と自発的に向き合い、課題解決を通じて未来社会を切り拓こうとする「イノベーション・創発性人材」の輩出を目指しています。日頃、スポーツ活動に取り組む体育会学生たちに向けて、社会との繋がりやスポーツによる社会貢献について考えるきっかけを提供することを目的に、住友生命保険相互会社のご理解・ご協力のもと、硬式野球部、準硬式野球部、軟式野球部の学生へ「スミセイ”Vitality Action“ 」親子野球教室へのボランティア参加を呼びかけました。
ボランティア参加した学生による準備運動から始まった教室は、鳥谷さん・岩隈さんによるデモンストレーションも行われ、お二人のキャッチボールやバッティング姿に子どもたちは真剣に見入っていました。その後、鳥谷さんによるバッティング講習会、岩隈さんによるキャッチボール講習会の二チームに分かれて教室が進められ、学生たちは打球のキャッチをはじめ教室運営のサポートを行いました。また、鳥谷さんから学生への呼び掛けのもと、学生も子どもたちに向けてバッティングを披露するなど、学生にとってスポーツの価値や喜び、社会との繋がりを新たに意識する貴重な体験機会となりました。
教室の中で、鳥谷さんは「今日は野球ですが、できる/できないに関係なく、楽しむことを意識して身体を動かしてみましょう」、岩隈さんは「限られた時間ですが、子どもたちは目に見えて上達したと思います。今日のように親子をはじめ、みんなと楽しい時間を過ごしながら、あらゆることに挑戦していってください」と参加者のみなさんに呼びかけました。
ボランティアとして参加した体育会軟式野球部の土田裕脩さん(産業社会学部2回生)は、「鳥谷さん、岩隈さんの指導されている姿から、自分も子どものころに抱いていた野球をやって楽しいという感情がとても大事だったと再認識しました。子どもたちを指導やサポートする機会もあるので、お二人のようにスポーツの楽しさを伝えられるように心がけていきたいです。」と感想を述べました。
今後も”RITSUMEIKAN FOR SOCIAL IMPACT”をスローガンに掲げ、社会課題解決へ向けたさまざまな取り組みを進めるとともに、社会とつながる多様な機会を学生の成長へと還元し、イノベーション・創発性人材の育成に取り組んでまいります。