国際平和ミュージアムは、下記の日程で第128 回ミニ企画展示として、パネル・写真展:わたしをここから だして -オリンピックの「治安対策」の名の下に入管収容所で苦しむクルド難民の現在(いま)-を開催いたします。
2020 年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた準備が進むなか、「治安対策」の名の下に、難民申請者など帰国できない事情を抱えた人たちが、次々と出入国在留管理庁(入管)の収容所に拘束されています。
入管による長期収容と度重なる帰国の強要によって収容された人々は心身を病み、必要な医療も受けられず、自殺や病死、餓死さえも発生しています。追い詰められた収容者たちは収容所からの解放を求め、ハンガーストライキなど、命を賭した行動を始めました。
本展では、トルコから日本に逃れてきたクルド難民のケースを中心に、今、入管の収容所で何が起きているのか、収容者の証言や新聞報道、写真を交えながら伝えます。
また、クルド人写真家のレフィック・テキン氏が撮影した、トルコにおけるクルド人の迫害に関する写真も展示します。写真や映像を通して、クルド人がどのような境遇から逃れてきたのかを知るきっかけになればと考えています。
プレスリリース全文は、以下をご覧ください。