• 2022/11/14
  • 岡山県備前市立日生中学校の海洋学習を3年かけて調査・実証研究を実施 海洋学習が生徒の地域への愛着や意欲関心を高めることを示唆 保全生態学の研究・情報誌に研究成果を発表
  • 立命館大学広報課
  •  立命館大学政策科学部の桜井良准教授らの研究チームは、中学生が漁師と3年間にわたって地元の海で協働作業を行う世界的にも珍しい海洋学習について、2015年よりその教育効果を調べてきました。今回、その集大成として実施した調査より、海洋学習を受けることで生徒が、自分たちが住んでいる地域への愛着を深め、生徒らが将来にわたって地元の海を守ろうとする保全意欲の醸成に影響を与えることを明らかにしました。また、生徒は海洋学習を通して漁師や住民など様々な人と交流をすることで、将来にわたって前向きに生きていこうとする意欲が高まることが分かりました。本研究成果は、2022年10月25日に、一般社団法人日本生態学会が発行する雑誌「保全生態学研究」に掲載されました。

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