立命館大学人文科学研究所は、南オーストラリア大学との研究教育交流協定締結を記念したカンファレンス「モビリティとデジタル革命」を12月11日(日)に開催いたします。
当研究所は、ツーリズム・モビリティとデジタル革命の結びつきを考察し、社会や私たちの生がいかに変容しつつあるのかを研究してきました。一方、南オーストラリア大学のEUジャンモネ研究センターも、AIの社会学、デジタル革命の社会学、モビリティーズ研究を展開してきました。
このたび、両大学が双方の知を結集させ、ツーリズム・モビリティとデジタル革命に関する新たな社会理論の構築を目指し、立命館大学の「国際共同研究促進プログラム」のもと研究教育交流協定を締結するに至りました。本協定締結を記念し、南オーストラリア大学のルイス・エヴァラス氏を招聘し開催するカンファレンスでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)以後、人、モノ、資本、情報、データ、イメージ、観念、技術等のモビリティや社会のあり方が「デジタル革命」のもとで、大きく変わりつつあることを論じていきます。
「デジタル革命」は単に、メディアの仕組みがデジタルテクノロジーを用いた仕組みに移行するというだけにとどまりません。それは、AIを含めたデジタルテクノロジーを軸に社会システムが大きく変容し、私たちの暮らしや、自己のあり方までも変え、再帰的にテクノロジー自体も複雑性のもとでさらに新たなものへと変わることを意味します。私たちの生、そして私たちの社会は、どこへ向かっているのか、参加者のみなさまと考える機会とします。
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