• 2018/10/02
  • 生活を支える木材、そのルーツを知ろう 立命館小学校児童が600年の伝統を持つ北山丸太で製造体験
  • 立命館大学広報課
  •  立命館小学校3年生の児童は、600年の歴史を持つ北山丸太の製造を体験することで、京都の伝統工芸の歴史と奥深さを学びます。
     北山杉から作られる北山丸太は、室町時代から製造されており、その木質は緻密で細かく光沢を放つほどなめらかな木肌を持つ木材です。かの千利休の「茶の湯文化」に影響を受けた茶室をはじめ、数奇屋や桂離宮、修学院離宮、島原角屋の建築にも使用されたといいます。600年の歴史の重みを感じさせる京都の伝統工芸品であり、「京都府伝統工芸品」(京都府)や「京都市伝統産業品」(京都市)の指定も受けています。
     今回、3年生の児童は、枝を切り落とす「枝打ち」の見学と木肌を磨く「丸太磨き」を体験します。本校の教育の柱の1つである「豊かな感性を育てるために本物の芸術に触れさせたい」という想いと、地元・京都への関心を持って欲しいとの考えから、10年前より京都北山丸太生産協同組合様と連携し、実施しています。
     この授業を通して、児童が京都の伝統工芸・歴史について理解を深めるとともに、身の回りにある木材の魅力を肌で感じながら、京都の伝統を守る人々に対する感謝の意を育みます。
     ※昨年度の様子・・・本校ホームページのラーニングトピックスをご覧下さい。
     https://www.ritsumei.ac.jp/primary/learning/detail/?post_id=3909


     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。


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