理工学研究所とは

立命館大学理工学研究所( "Institute of Science and Engineering, Ritsumeikan University" ※以下「研究所」と言う)は、理工学に関する研究および調査を行い、科学技術の向上に寄与することを目的とし、その取り扱いは立命館大学学則第8条第2項にもとづき、この規程の定めるところによる。

2024年度理工学研究所委員会

所長
冨山 宏之|理工学部 電子情報工学科 教授
副所長
天野 晃|生命科学部 生命情報学科 教授
委員
里深 好文|理工学部 環境都市工学科 教授
委員
孟 林|理工学部 電子情報工学科 教授
委員
山末 英嗣|理工学部 機械工学科 教授
委員
柏原 考爾|情報理工学部 情報理工学科 教授
委員
古徳 直之|薬学部 薬学科 教授
委員
川村 晃久|生命科学部 生命医科学科 教授
委員
塩澤 成弘|スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 教授

2024年度大型装置委員会

超高分解能システム

委員長
藤原 弘|理工学部 機械工学科 教授
委員
荒木 努|理工学部 電気電子工学科 教授
委員
伊藤 隆基|理工学部 機械工学科 教授

SR光電子分光装置

委員長
滝沢 優|理工学部 物理化学科 教授
委員
小島 一男|生命科学部 応用科学科 教授

放射線研究施設(レクセル)

委員長
高木 一好|生命科学部 応用化学科 教授
放射線研究施設(レクセル長)
藤田 卓也|薬学部 薬学科 教授
放射線取扱主任者
小池 千恵子|薬学部 創薬科学科 教授
放射線取扱主任者
中谷 仁|生命科学部 生命医科学科 講師
委員
寺内 一姫|生命科学部 生命情報学科 教授
委員
桂 敏也|薬学部 薬学科 教授
委員(医師)
小林 大介|保健センター 専任医師 准教授
※強力X線装置(X線回析装置)は2024年度より別委員会を立ち上げ予定のため掲載しておりません。

研究助成制度

①大型装置メンテナンス費用補助

1.補助対象となる装置
  • 最初に保有した時点における1個(1組)の購入価格又は寄贈時取得価格(寄贈された機器の受入時の簿価)が30,000千円以上であること。
  • 当該年度において所有し、かつ教育研究に使用していること。
  • 当該年度の維持費等の所要経費が1,000千円以上であること。
  • 当該大型装置を利用した科研費の獲得、特許の取得、論文発表、又は教育を目的とした使用実績が、過去5か年以内にあること。
2.対象年度
2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)
本補助制度は「振替」が原則となります。予算が12月頃に充当されるため、それ以前に執行された場合は、必ず事前に別予算での執行をお願いしています。予算充当後に振替処理が可能になります。
3.申請する経費と補助額の算定方法
当該年度の維持費が年間1,000千円以上であることが確実である大型装置について、要項の助成額一覧に記載された金額を補助額として支給するマッチングファンド方式となって おります。なお、補助の対象は維持費(消耗品、光熱水費、保守費等)のみで、それ以外は補助対象外と なりますのでご注意ください。
〔e.g.)維持費が21,000千円の場合、10,000千円が補助額、11,000千円が自己資金〕
4.拠出する自己資金の種類
  • 実験実習費
  • 奨学寄附金
  • 受託研究の繰越分(研究期間が終了しているもの)
  • 設備更新費
※年度途中での変更は出来ませんのでご注意ください。
※公的資金からの拠出はできません。
なお、申請者自身が所属・経営している企業・機関等からの奨学寄附金・受託研究繰越分をマッチングファンドの原資として充てることは出来ませんのでご注意ください。
5.募集期間
2024年8月30日(金)到着分まで
6.審査結果の通知時期
2024年10月中旬から11月上旬の間
7.審査にあたって
理工学研究所委員会で補助金申請の可否を審議いたします。
8.申請方法
下記の申請書式をダウンロードし、記入・押印のうえ、1-4)に記載している申請条件のエビデンス(特許公報や論文の写し等)を数点添付し、理工学研究所事務局までご提出ください (下記提出先参照)。

【留意事項】
※申請書は装置ごとに作成してください。
※研究グループあるいは個人での申請が可能です。
※個人の申請件数に制限はありません。
9.受給義務
年度末に「研究成果報告」を作成いただきます。「研究成果報告」は理工学研究所紀要に 掲載いたします。
10.その他
私立大学等経常費補助金(特別補助)制度が変更された場合、補助金額等が変更となる場合が あります。その際には改めてお知らせします。
様式ダウンロード
「大型装置メンテナンス費用補助」募集要項
「大型装置等補助」申請書

②論文掲載料補助

論文掲載料補助とは
論文掲載料補助とは理工学研究所が実施する制度で、自然科学系の教員の論文掲載料の支払いを補助するものです。
掲載料に別刷料が含まれているものは補助対象ですが、掲載料とは別に別刷料が設定されている場合には、掲載料のみが補助対象となります。
※掲載料が別刷料として請求されているものについては、その最低部数を補助します。
※予算範囲内での補助になりますので、年度予算を満額執行した時点で補助は終了となります。

※2024年度をもって募集は終了いたします。
補助回数
教員1人につき年(2024年4月1日~2025年3月31日)に1回まで申請できます。
補助金額の規定
和文= 掲載料の 2分の1を、共著者(院生・学部生・研究員等を除く)のうち本学教員の占める割合によって按分
欧文= 論文掲載料の全額を、共著者(院生・学部生・研究員等を除く)のうち本学教員の占める割合によって按分
提出書類等
  1. (1)「論文掲載料補助」支払申請書  *このページの下の様式ダウンロードを参照
  2. (2)業者払いの場合は請求書と納品書が必要です。
    *電子発行の請求書・納品書の場合は下記アドレスにメールでご提出ください。 (押印またはサインは不要)
    *紙発行の請求書・納品書の場合は下記担当者に学内便等でご提出ください。 (押印またはサインをしてください)
  3. (3)立替払の場合は領収書、納品書が必要です。
    ※電子発行書類の場合は下記アドレスに送付ください(押印またはサイン不要)
    ※紙発行書類の場合は学内便等でお送りください(立替者押印またはサイン必要)
  4. (4)掲載料に関する規程(投稿料金の根拠となる資料)
  5. (5)論文コピー1部
全額補助されない場合は、残金をどの資金より執行するか、申請書に高度化推進プログラム/奨学寄付金/受託研究費等、該当箇所にチェックしてください。なお、詳細につきまして質問があります場合は事務局までご連絡願います。
様式ダウンロード(2024年度版)
「論文掲載料補助」募集要項
「論文掲載料補助」支払申請書

③大型研究装置利用

強力X線自動解析装置/X線回折装置
  • 修士以上のみカードキー登録可能です。(学部生は不可)
  • 2024年度利用予定の方は、強力X線自動解析装置、X線回析装置ともに利用計画書を BKCリサーチオフィスへ提出してください(強力X線自動解析装置とX線回折装置の利用計画書 は1つです)。
  • 放射線教育訓練の受講・健康診断の受診を事務局で確認いたします。
  • 健康診断の結果が出てからの登録となりますので、登録は6月上旬となります。
  • 利用講習会は開催しません。
様式ダウンロード(2024年度版)
強力X線装置利用計画書兼カードリーダー資格登録申請書
生体分子構造解析システム(NMR(400MHz)) ※事前申し込み必要
※ 修士以上のみカードキー登録可能ですが、薬学科6回生も利用可能です。利用予定者は必ず受講してください。
※ 以前に受講されている方は再度の受講は必要ありませんが、2024年度利用計画書をBKCリサーチオフィスへ提出してください。
2024年度の利用計画書の提出が確認できなかった方については、6月以降にカードリーダー登録を削除いたします。
※ 対象装置:JNM-ECS-400
様式ダウンロード(2024年度版)
生体分子構造解析システム利用計画書兼カードリーダー資格登録申請書
生体分子構造解析システム(NMR(500MHz)) ※事前申し込み必要
※ 修士以上のみカードキー登録可能ですが、薬学科6回生も利用可能です。利用予定者は必ず受講してください。
以前に受講されている方は再度の受講は必要ありませんが、2024年度利用計画書をBKCリサーチオフィスへ提出してください。
2024年度の利用計画書の提出が確認できなかった方については、6月以降にカードリーダー登録を削除いたします。
※ 対象装置:JNM-ECS-500
様式ダウンロード(2024年度版)
生体分子構造解析システム利用計画書兼カードリーダー資格登録申請書
電子顕微鏡 ※事前申し込み必要
※ 修士、学部生もカードキー登録可能です
※ 講習会は希望があれば実施します(申込方法は別途説明会で案内します)。
※ 2024年度利用予定の方は、以前に受講している人も含め必ず説明会に出席してください(講習会のみの参加は不可です)。
2024年度の利用計画書の提出が確認できなかった方については、6月以降にカードリーダー登録を削除いたします。
※ 対象装置:①透過型電子顕微鏡JEM-2100Plus、②走査型電子顕微鏡SU-6600、③走査型電子顕微鏡S-4800、④集束イオンビームFB-2100、⑤Pt蒸着装置
様式ダウンロード(2024年度版)
電子顕微鏡利用計画書兼カードリーダー資格登録申請書

④シンポジウム・ワークショップ開催助成

理工学研究所として自然科学系分野の教職員や学生の教育・研究の高度化に資する取り組みを支援する目的から、シンポジウム・ワークショップの開催における助成を行います。

※2024年度をもって募集は終了いたします。

助成対象
1.シンポジウム
これまでの研究成果を学内に留まらず広く学外研究者にも発表し、関連分野の研究者との討論により、さらなる研究の発展をはかることを目的とする。

2.ワークショップ
新たな研究の可能性を探ることを目的とした集会であり、学内の研究者に留まらず学外の研究者も招いた活発な討論を通して新たな研究の芽が作られることが期待されるもの。
様式ダウンロード
「シンポジウム・ワークショップ開催助成」募集要項
「シンポジウム・ワークショップ開催助成」申請書

紀要

立命館大学理工学研究所では、2025年3月に「2024年度立命館大学理工学研究所紀要(第83号)を発行いたします。本紀要の内容は、一般の投稿論文、理工学研究所が援助した研究課題の成果発表が主となっております。
つきましては、本紀要の発行に向けまして、教員の皆様(教授、准教授、講師、助教)より原稿を広く募集いたします。論文を投稿される方は、別紙「2024年度 理工学研究所紀要(第83号)投稿論文執筆予定連絡票」にご記入の上、2025年1月10日(金)までに下記理工学研究所事務局へご提出くださいますようお願いいたします。
※「原稿」および「誓約・承諾書」のご提出は「投稿論文執筆予定連絡票」受付締切後の2025年1月14日(火)~1月31日(金)となります。

理工学研究所紀要編集規程

(趣旨)
第1条 本規程は,立命館大学理工学研究所紀要「理工学研究所紀要」の編集及び刊行に関する重要事項を定める。
(刊行の目的)
第2条 理工学研究所(以下,「研究所」という)は,研究所の成果ならびに研究所が支援を行った研究課題の成果を発信し,立命館大学(以下,「本学」という)における理工学研究の興隆と発展を目的として紀要「理工学研究所紀要」(以下,「紀要」という)を発行する。
(編集・刊行等)
第3条 紀要の運営,原稿募集,編集,刊行は理工学研究所のもとに設置される理工学研究所委員会(以下,研究所委員会)が行う。
(投稿資格)
第4条 本学の教授,准教授、講師または助教を著者に含むこと。
(掲載内容)
第5条 投稿論文,研究所から研究費助成を受けた研究課題による研究報告とし,初出の日本語または外国語(英,独,仏)のものに限る。
(発行)
第6条 紀要は,1 年1 巻発行することを原則とし研究所Web ページ等への掲載と紙面印刷(冊子)をもって発行とする。
(執筆要領)
第7条 紀要に投稿する原稿については,研究所委員会が別に定める「理工学研究所紀要執筆要領」によるものとする。
(原稿の受理)
第8条 投稿原稿の受理は,本規程ならびに執筆要領に従って判定する。 2内容が第5条の掲載内容に合致しないもの,体裁が執筆要領に指定された書式から著しく逸脱したものは,研究所委員会にて審議の上,原稿を受理せず、発表、登載をしない場合がある。
(研究倫理・著作権)
第9条 紀要に投稿することができる論文は,研究上の一般的な倫理および研究主題に関連した倫理を遵守したものに限る。
第10条 著者は,個人情報の保護への配慮等に十分注意して投稿原稿を作成しなければならず,剽窃はもとより,日本語または外国語による他の著作物から当該の言語のまま引用あるいは他の言語に翻訳して引用する場合であっても,第三者の著作権が侵害されることのないよう,最大限留意しなければならない。
第11条 著者は,研究所が著作物を複製し,公衆送信することを許諾する。
第12条 掲載にあたり,著者は第9条,第10条および第11条に関する所定の誓約・承諾書を提出しなければならない。
(雑則)
第13条 この規程に定めるもののほか,紀要の編集に関する必要な事項は,研究所委員会が定める。
付則
1.本規程の改廃は,研究所委員会が行う。
2.本規程は,2017年10月10 日に施行し,本誌第76 号から適用する。
本規程は,2018年10月22日より施行する。
附則(第8条 原稿の受理の第2 項追加に伴う一部改正)

学術講演会

2023年11月
東京大学大学院 教授 山崎 俊彦 先生
AIで「刺さる」を科学する
人工知能は、物体認識などの分類や、ゲームAIなどの最適化において大いなる力を発揮している。一方で、現代は刺さる・映える・響く・届く・エモいといった「共感・共鳴」がキーワードになっている。いまの人工知能技術で共感・共鳴はどの程度予測できるのだろうか?新たな共感と共鳴を生み出す創造性を人工知能は持つことができるのだろうか?我々は、このような課題を「魅力工学」と呼んで取り組んでいる。本講演では研究成果の一部を紹介する。
過去の学術講演会一覧

理工学研究所 事務局

BKCリサーチオフィス 石川・下地
防災システムリサーチセンター3階 BKCリサーチオフィス
内線:6024・6526
メール:rikouken@st.ritsumei.ac.jp

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