村上晴香教授

健康リーダー研修会

 感染予防対策を講じた上で、2020年12月18日(金)スポーツ健康科学部 村上晴香 教授による「認知症予防の食と運動」をテーマに、草津市笠縫東まちづくりセンターにて健康リーダー研修会が行われました。

 健康リーダー研修会は、笠縫東学区住民の健康維持・増進をはじめとして、認知症予防などあらゆる年代の体力増進を図ることを目的に全8回で構成されています。そのうち12月~2月の3回の講座を、昨年に引き続き本学スポーツ健康科学部の教員が担当いたします。
 12月は、村上晴香教授より、認知症の基本的な症状、早期に認知機能の回復を図ることの大切さ、認知症予防につながる「食」と「運動」のポイントをお伝えしました。

講座の様子
認知症の症状を理解し、予防につなげるための内容でした
運動の様子
座ったままでの運動を実施しました
運動の様子
腕をのばして手のひらをグーパーさせます

 認知症と「食」の関りについては、毎日摂る食事に気を付けることが認知症予防につながるとあって、どなたもこまめにメモを取られていました。ビタミンEを多く含む食品や、魚の摂取が認知症のリスクを軽減することになる、と一生懸命聞いておられました。

 「運動」については、座ったままでも行えるものや、コグニサイズと呼ばれる、身体運動と認知課題を組み合わせた認知症予防に効果的な運動をお伝えし、その場で受講生の皆さんと実践しました。座ったままでもできる運動は、わずかな時間でも身体がほぐれたようで、すっきりとした表情をされていました。コロナ禍のため運動不足になりがちな中、自宅で身体ひとつで行える運動方法は、認知症予防に関わらず、とても好評でした。

最後にMOCA-Jのテストをしました

 マスク、ソーシャルディスタンス、換気等、充分に気を付けて行いましたが、対面講座ならではの和やかな講座となりました。1月はスポーツ健康科学部 橋本健志 教授、2月はスポーツ健康科学部 真田樹義 教授の講座予定です。
 地域でのさまざまな取り組みに協力する本学教職員の様子を随時お伝えしていきます。

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