クラウドファンディング「ブルーバックス・アウトリーチ」 研究プロジェクト 第3弾の詳細を紹介
立命館大学は、科学に特化し研究者支援に主眼をおいたクラウドファンディング「ブルーバックス・アウトリーチ」(運営:株式会社講談社)に初のパートナー機関として参加しています。
URL:https://outreach.bluebacks.jp/partners/ritsumei
この度は、第3弾となるプロジェクトをご紹介いたします。プロジェクトの詳細は以下の通りです。
- クリーンエネルギーで琵琶湖の危機を救う!琵琶湖の深呼吸「全循環」の復活を目指して
- 瑞々しい野菜を子供達に食べさせたい!微生物の力で農地の「地力」再生を目指す
- 甘葛(あまづら)を復元し『枕草子』『今昔物語集』に登場した究極古代スイーツを作る
クリーンエネルギーで琵琶湖の危機を救いたい!琵琶湖の深呼吸「全循環」の復活を目指して
いま、琵琶湖が危機に瀕しています。地球温暖化によりストップしてしまった琵琶湖の深呼吸、「全循環」。この事態によって、湖底に十分な酸素が届けられず、琵琶湖の固有種ビワオオウズムシの大量死も報告されています。そこで、クリーンエネルギーを用いたアプローチで「全循環」の復活を目指します!
(熊谷道夫 立命館大学 総合科学技術研究機構 琵琶湖・環境イノベーション研究センター 教授)
瑞々しい野菜を子供達に食べさせたい!微生物の力で農地の「地力」再生を目指す
化学肥料により豊かさを失ってしまった日本の農地。そこで育った野菜は、栄養価だけでなく、その野菜本来の食味からも、かけ離れたものとなっています。「瑞々しい野菜を子供達に食べさせたい!」 そんな願いの実現に、微生物の力でチャレンジします!
(久保 幹 立命館大学 生命科学部生物工学科 教授)
甘葛(あまづら)を復元し『枕草子』『今昔物語集』に登場した究極古代スイーツを作る!
『枕草子』『今昔物語集』などにも登場する、幻の甘味料「甘葛(あまづら)」。中世以降、砂糖が普及していくと記録から甘葛は消えていき、江戸時代になると、完全にその存在は失われてしまいました。その原料や製法もいっさいわからなくなってしまった幻の甘葛の究明と再現を目指します!
(神松幸弘 立命館大学 立命館グローバル・イノベーション研究機構 助教)