2025.06.30 TOPICS

【大阪・関西万博】アジェンダ2025共創プログラム「明日、なに食べる?ー過去の「食」を知ることは、未来の「食」を変えることー」に食マネジメント学部 鎌谷 かおる教授、理工学部 加古川 篤准教授、食マネジメント研究科 博士課程後期課程(RARA学生フェロー) 三浦 加帆さんらが登壇~

2025年6月14日(土)、大阪・関西万博の「食と暮らしの未来ウィーク」にて開催されたアジェンダ2025共創プログラム「明日、なに食べる?―過去の「食」を知ることは、未来の「食」を変えること―」において、食マネジメント学部 鎌谷 かおる教授がモデレーター、理工学部ロボティクス学科 加古川 篤准教授、食マネジメント研究科 博士課程後期課程(RARA学生フェロー) 三浦 加帆さんらがパネリストとして登壇し、過去の「食」を知ることを通して、未来の「食」を展望するための方法を語り合うトークセッションを行いました。

 このイベントは、シェイプニューワールドイニシアティブ主催、食マネジメント学部共催のプログラムで、事前予約をされたおよそ100名が参加しました。

 鎌谷教授は、2050年の未来社会に向けて、2025年現在よりバックキャストで考えるために、「1.食文化を未来へつなぐための方法」、「2.過去の「食」の知恵を未来へつなぐための取り組み」、「3.「食」の技術を未来へ伝える方法の模索」および総括の位置づけで展開された最終パネルディスカッションの4つのセッションを設け、パネリストとともに各テーマについて議論を行いました。


「1.食文化を未来へつなぐための方法」のパネリストとして登壇された三浦さんは、指導教員である鎌谷教授のもとで江戸時代の食生活・食料消費の実態を解明するための研究に取り組んでいます。研究活動の一つとして、異なる食材を用いて見た目や味を似せて作る料理「もどき料理」に関して、江戸時代の料理本を調査し実際に作ってみることでや現代に合うおいしさを追求しする活動、イベント出展等を通した情報発信などを行っています。
 本セッションプログラムでは、「もどき料理」を知らない現代の人々に昔の人々の考え方や歴史について伝えることの魅力など、自身の考え方を発表しました。

 最終パネルディスカッションでは、加古川准教授は、ともに登壇された滋賀県大津市内の「茶菓 山川」を開業されている山川 誠氏および一般社団法人和栗協議会の活動をされている「浜松のお菓子処」有限会社春華堂 間宮 純也氏、宮崎 智明氏とともに、食分野の機械化、自動化について、ロボティクスの専門家として話題提供を行いました。

鎌谷教授のコメント

 このプラグラムでは、食文化を未来へつないでいくための方法について、過去の「食」を起点にさまざまな角度から議論しました。
「過去」を知ることは、「未来」を考えること・変えていくことにつながると私は思っています。
 今回、大阪・関西万博という大きな舞台で、最高のメンバーと共に議論を深めることができたことは、本当に貴重な経験となりました。
 このような機会を与えてくださった皆様、ご登壇いただいた皆様、運営をサポートしてくださった皆様、学部事務室、そして一緒にこのプログラムを作り上げてくれた研究室メンバーに感謝です。
 今回の経験を活かして、社会に貢献できる研究をさらに発信していけるように、研究に精進していきたいと思います。ありがとうございました。

登壇された大学院生の三浦さんの当日の様子やコメントは、RARA学生フェローが大阪・関西万博トークイベントに登壇しました | 立命館大学 大学院キャリアパス推進室 | 立命館大学より、ご覧いただけます。


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