2022年10月31日(月)~11月4日(金)の5日間で、衣笠キャンパス 存心館、BKC リンクスクエアにて、学生団体「LiNK」が企画した第3回「VEGE WEEK」を開催しました。

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「VEGE WEEK」とは、LiNKが立命館生協食堂と共同でヴィーガンメニューを提供する企画です。期間中、食堂には豊富な野菜や大豆ミート・代替肉を使用したヴィーガン料理が並びました。

LiNKは、学生が食の多様性や気候変動、食糧危機などの社会課題を身近に感じる機会の提供を目的に、VEGE WEEKをはじめ、SNSを活用したヴィーガンに関する情報発信や大学内外のイベント開催などに取り組んでいます。VEGE WEEKでは、食と環境問題、食料問題との繋がりについて説明するポスターを制作、食堂に掲載しました。

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前回、LiNKの発案によって初めて提供した、TFT(TABLE FOR TWO)※対象メニュー。今回のVEGE WEEKでは「ソイミート塩ダレ唐揚げ丼」を対象メニューとして提供しました。イベント期間(5日間)で、メイン3品「ソイミート塩ダレ唐揚げ丼(TFTメニュー)」、「NEXTカルビ野菜炒め」、「ほうとう風うどん」で、計3,900食超を販売しました(うち「ソイミート塩ダレ唐揚げ丼(TFTメニュー)」は2キャンパス合計1,568食)。

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※TFT:先進国で1食とるごとに開発途上国に1食を贈る仕組み。今回のVEGE WEEKでは、1食あたり20円を寄付することで、アフリカ・アジア(ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、ケニア、マラウイ、フィリピン)の飢えに苦しむ子どもに給食1食分をプレゼントする。

学生からは「『ソイミート塩ダレ唐揚げ丼』を食べましたが、ソイミートだと気付かず、違和感なく食べました」、「『VEGE WEEK』を実施していると、野菜をたくさん食べたくなりますし、ぜひこれからも継続してほしいです!」といった声が寄せられました。また、今回はスイーツとして、MUENSTER Anna Lenaさん(国際関係学部・3回生)が考案した、「動物性原材料不使用」の身体に優しく美味しい「ヴィーガンマフィン」も食堂に並び、大変好評を得ました。

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食料・環境の問題解決や途上国の子供たちの支援など、「美味しく、社会貢献できる」VEGE WEEKの取り組みが、学生からも高い評価を受けていました。

なお、LiNKは、11月17日(木)、18日(金)に衣笠キャンパス至徳館ショップにて、「KAMOGAWA BAKERY」と共同で「動物性食材不使用」のベーグル9種類を販売し、計620個を完売しました。今後も月に2日程度、数量を限定して販売する予定です。

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LiNKは、引き続き、食堂でのヴィーガンメニューの常設化や、キャンパス内でのヴィーガン食品の販売を通して多様な食環境の整備を目指します。

学生団体「LiNK」市村リズムさん(国際関係学部4回生)のコメント

今回は、前回から味付けを変更したソイミートの唐揚げを丼のスタイルで提供し、高い人気を集めました。うどんや他の小鉢も含め、LiNKとしてフェアの先に目指す「いつでも植物性の食事が楽しめる学食」の実現に向け定番化を狙えるメニューが生まれたと実感しています。コストやオペレーション面での課題もありますので、生協さんと今後も話し合いながら、次のステップに到達できるよう団体として動いていきたいと思います。

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