食マネジメント学部 規格外野菜を使った商品開発プロジェクト「リボベジ」第2弾 「ほうれんそうプリン」の販売を開始

 食マネジメント学部は、株式会社あいふぁーむHIKIDAと共同で、野菜を生まれ変わらせ(Reborn vegetable)、生産者・学生・消費者を結ぶプロジェクト「リボべジ」を計画し、規格外野菜を使った、6次化*商品の開発を行っています。これまで「ほうれん草のジェノベーゼ」など、3商品を生み出してきました。
 今回は第2弾として、彦根のご当地プリンを販売するプリン専門店【彦根イイプリン】の協力を得て、「ほうれんそうプリン」を開発、2022年11月20日(日)より滋賀県内で発売しています。
* 農業者(1次産業)が、農畜産物の生産だけでなく、製造・加工(2次産業)やサービス業・販売(3次産業)にも取り組むことで、生産物の価値をさらに高め、農業所得の向上を目指す取り組み。

 本商品のコンセプトは、「畑から食卓へ 想いを形に」。あいふぁーむHIKIDAから出た規格外のほうれん草を活用し、素材は地元・滋賀県産の厳選したものにこだわりました。そして、彦根イイプリンの魅力である、なめらかでしっとりした食感を生かした、爽やかな香りの広がるプリンが完成しました。ほうれん草特有の臭みはなく、野菜嫌いの子どもも美味しく食べられます。さらに、黒蜜との相性も良く、1度で2度美味しくいただけます。

ほうれんそうプリン

 開発過程において、学生は農園体験をはじめとした同社でのインターンシップに参加。第1弾の商品開発ノウハウを継承しつつ、一層の食品ロスの課題、ならびに規格外野菜の商品化に向けた改善策を模索してきました。その後、商品化に向けた試作品の作成、試食を繰り返し、ついに完成を迎えました。

宮川 愛璃沙さん、⻆野 美優さん(食マネジメント学部・4回生)のコメント

 自分たちでほうれん草を使ったレシピを考えたり、商品開発の委託先を探したりすることは大変でしたが、商品が完成し、販売まで辿り着けたことに達成感を感じています。
 1次産業で発生する規格外野菜をはじめとしたフードロスの現状は、普段の生活では中々目にすることがないので、商品を通してより多くの人たちに伝えていきたいです。
 食べれば食べるほど社会貢献につながる一品となっておりますので、ぜひ一度食べていただければ幸いです。

販売概要(※常設・イベントともになくなり次第終了)

1.常設販売

①彦根イイプリン(彦根キャッスル リゾート&スパ) 滋賀県彦根市佐和町1-8
 営業時間:10:00~18:00
②彦根イイプリン多賀サービスエリア店 滋賀県犬上郡多賀町敏満寺66−36
 営業時間:8:00~21:00

2.販売イベント

EXPASA多賀(多賀サービスエリア)
 日時:12月3日(土)11:00~16:00
 場所:EXPASA多賀内(名神高速道路下り:大阪方面) 滋賀県犬上郡多賀町敏満寺66-36

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