立命館学園は、学校法人として唯一、大阪・関西万博のテーマ事業「シグネチャーパビリオン」協賛企業パートナーとして2022年8月に参画。テーマ事業の中で「教育」の分野に精通する、中島さち子氏によるシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」に協賛しています。
 12月15日(金)、立命館守山中学校(滋賀県守山市)で、2025 年の大阪・関西万博に関する講演やピアノ演奏を行うイベントを実施しました。イベントには大阪・関西万博にテーマ事業プロデューサーをつとめる音楽家の中島さち子さんをお迎えし、全校生徒約530人が参加しました。

 オープニングでは中島さんのピアノ演奏、NHK紅白歌合戦等で活躍されている鈴木広志(saxophone)さん・小林武文(drums)さんとのバンド演奏とともに3名が登場され、会場は盛り上がりを見せました。

 第1部である講演会では、テーマ事業の中で「教育」をテーマとする中島プロデューサーのシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」の内容紹介や、万博に対する思いをご自身のこれまでの海外でのご活躍やご経験について動画を交えながらご講演頂きました。
 講演中は生徒からタブレットでアンケートを取るなど、双方向のコミュニケーションをとる参加型の講演となりました。中島さんから「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマに沿って「いのちを高めるもの」を問われると、生徒はそれぞれ「トロンボーンがすき」「国旗がすき」等を回答し「それぞれの思う価値が異なっていい、全ての人は価値のつくり手である」「万博を遠いものだと思わずに自分がしたいことを実現する場所にして欲しい」と期待を込めたメッセージを頂きました。

 第2部では生徒が音楽を聴き感じるタームとし、バンド演奏とともに五感を刺激するワークショップを行いました。事前に4枚の絵を見せられ、生徒全員がアイマスクを着用し視覚を遮断、どの絵をイメージしてバンドが演奏したのかをクラスや学年ごとに発表する、生徒が手拍子で音楽をリードする、など、生徒との音楽や五感を通じた双方向の交流を深めました。



 今回のイベントについて、中島さんは「生徒からは中学生の大きな可能性を感じた、万博ではなんでもできる」との感想を頂き、参加した生徒からは「実際に万博に参加している気持ちになれた」「万博についてもっと知りたいというきっかけになった」などの声が聞かれました。

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