• 2020/07/13
  • ~子どもたちの安全な暮らしを実現するために~ 専門家を対象に「立命館大学司法面接研修」を実施
  • 立命館大学広報課
  •  立命館大学は、「子どもたちの安全な暮らしを実現すること」を目的として、2020 年度より「立命館 大学司法面接研修」を開始します。対象は、児童虐待などに携わる警察官、検察官、児童相談所 職員、家庭裁判所調査官、弁護士、医師、ワンストップセンター職員、教育関係者、研究者などの 専門家で、第1 回を7 月30 日(木)-31 日(金)に実施します。
     近年、児童虐待件数は増加の一途をたどり、子どもが被害者、目撃者となる事件・事故は後を絶 ちません。さらに、今般の新型コロナウィルス感染拡大による休校の長期化や親の収入減などで、 虐待が増えるとの懸念が強く、この司法面接研修の必要性はこれまで以上に高まっています。
     司法面接では、虐待、事件、事故等の被害を受けたとされる子ども(および障害者などの社会的 弱者)から、事実をできるだけ正確に、心理的負担をかけることなく聴取することを目指します。繰り 返し面接を受ける精神的負担を少しでも軽減するため、児童相談所、警察、検察、医療機関など の機関・専門家が連携して行います。2015 年に厚生労働省、警察庁、最高検察庁が多機関連携 での司法面接(協同面接)を推奨する通知を出したことで、実施件数も増え、2018 年度は約1500 件もの司法面接が行われています(※)。

     立命館大学司法面接研修は、本学総合心理学部 仲 真紀子教授らが開発した研修プログラ ムにもとづき実施します。発達心理学、認知心理学の知見にもとづくこの面接法は、子どものみなら ず、広く社会的弱者を対象とする事実調査の技法としても発展に期待が寄せられています。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。
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